是松 壮一郎 先生の過去の回答履歴一覧|20ページ目
全1055件中 191 ~ 200 件目を表示
-
こんにちは、レオ君の飼い主さん
軟骨肉腫と診断されたレオ君、心配なことと思います。
軟骨肉腫に関してはまだまだデータも少ないのですが、基本的には早期の外科切除の対応となります。
化学療法や放射線療法などに対する反応性も低いので、どうしても外科手術が難しい場合を除いて、それらを第一選択とすることはありません。
転移性が高いか低いかですが、原発性の軟骨肉腫は転移性が低く、腫瘍の成長度合も遅いものがほとんどなのですが、まれに転移性の高いものも報告されています。
もちろん、年齢も若いことなどを考えると油断は出来ないと思いますが、この段階で軟骨肉腫の診断が出たのであれば、早めの外科的切除をすればほかへの転移も防げる可能性が高くなると思います。
具体的に左後肢のどの部分に軟骨肉腫が出来たのかにも拠りますが、手術が可能であるならば、早めに手術を受けてあげてください。
参考になれば幸いです
ど...2010/11/27 11:30 -
- 質問カテゴリ:
- 手・足の異常
- 対象ペット:
- 犬 / スタンダードダックスフンド(ロング) / 性別不明 / 年齢不明
こんにちは、ケラさん
こつるちゃんの症状、長期に服用している薬の件も含めてご心配なことと思いますが、症状自体は落ち着いているようですね。
さて、今回のご相談の「このような症状」のさすものが、歩様異常(爪を地面に擦るような歩き方)なのか、肉球にあるしこりのようなものなのかなのですが、もし、肉球のしこりもしくは腫瘍や腫れを指しているのであれば、抗てんかん薬の副作用の心配はあまりないでしょう。ただし、肝臓への影響はある薬が多いので、服用量や薬の種類によっては肝障害からの皮膚病は考えられます。
この場合は、肉球などに限定されず全身性に異常が出ます。
一方、歩様異常だとすれば、薬の副作用として考えられます。
爪を地面にこするような歩き方というのは、おそらく足の甲で歩くような歩き方、すなわちナックリングのことだと思いますが、こういった歩き方はフェノバルビタールなどの抗けいれん薬による運動失調...2010/11/26 11:09 -
こんにちは、リサハナさん
口腔内のメラノーマは、場所的にも厄介な腫瘍でもあり、手術も年齢を考えると難しいとなると、対症療法や支持療法をメインとするしかなくなりますね。
今回の顔の腫れですが、診察した獣医師も、お聞きした話などから考えると恐らくは腫瘍がリンパ腺を圧迫したことによるむくみを考えておられるのだとおもいます。
腫瘍そのものが倍近く大きくなったのではなく、ゆっくりとした流れのあるリンパ液が循環を妨げられたことによって、顔や顎、首まわりなどが腫れてしまったのでしょうね。
治療方法としては、今後も炎症止めなどでの対症療法的な処置が中心となると思います。実際に診察していないのでこれ以上詳しいことなどはお話できませんが、今回のように一時的に顔が腫れても、時間の経過とともにまた腫れがひいてくることもありますので、体液のバランスを取りながら経過を見ることも大切だと思います。
参考にな...2010/11/25 17:49 -
- 質問カテゴリ:
- せきやたんが出る
- 対象ペット:
- 犬 / アメリカンコッカースパニエル / 性別不明 / 年齢不明
こんにちは、tomokaiさん
kaiちゃんの死因について、診察をしていない獣医師が症状から診断をすることは出来ませんが、たとえば伝染病(ケンネルコフ)であった場合、一般的に今まで使っていたものの廃棄や床、壁などの掃除をしていただいて、1ヶ月の空白期間を作っていただければ大丈夫でしょう。
(仔犬が来る1週間前までにハイターなどで拭掃除が出来ればもっといいと思います)
ただし、今回迎え入れる仔犬が生後60日というのは反対です。
できる限り生後90日以上過ぎた仔犬で最後のワクチンが終了して1週間以上立っている仔犬を迎え入れるようにしてください。
たしかに生後60日前後の仔犬はかわいいと思いますが、母犬からの移行抗体が切れ始める免疫的に一番デリケートな時期ですので、ワクチンを接種していたとしても環境が変わったストレスなどから体調を崩したり、運悪く伝染病にかかりやすい時期なのです。
仔犬のためにもご...2010/11/24 16:27 -
こんにちは、ponponmamaさん
オーストラリアンラブラドゥールはまだ歴史の浅い犬種ですが、いまブリーダーの人たちがさまざまな血統を作って繁殖、研究をしていますね。
そういった犬種を作ることに熱心な人たちは、今回の話に出ているような後肢の膝関節を中心とした足の角度も見るべきポイントとしてとらえています。
つまり「ほどよく」膝関節や踵関節が曲がって突っ立った状態になっていない犬を後世に優先的に残していく手法です。
その手法の是非はここでは問いませんが、今回のponponmamaさんが譲り受けるであろう子犬に関しての問題は、今後生活していく上で影響することはないと思います。
股関節などの疾患であれば話は別ですが、スタンディング状態での後肢膝関節の角度が少しくらい浅い(極端な言い方をすれば、少し足が伸びて突っ立った状態である)程度なら、アジリティにまわすのでなければ問題はないと判断してもいいと思います。
...2010/11/24 10:25 -
こんにちは、ナナキツネさん
14歳の年齢等を考えると、頚部や前肢にかけての異常が考えられますね。
また、中耳炎などの耳の異常も考えられます
かかりつけの獣医師もひとまずは薬で様子をみて、痛みが続くようなら詳しい検査をしていこうと考えられているのだと思いますので、まずはかかりつけの獣医師の診察を受けてみてください。
獣医師も最初から全部の検査をしたときの費用的な負担も考えての初診時の判断だと思いますので、薬を続けても異常が続くようなら検査をしていくのではないかと思います。
もしくは、骨に異常がないか心配なので、レントゲンも撮って欲しいと飼い主さん側から言ってもらってもいいと思います。
参考になれば幸いです
どうぞお大事になさってください
2010/11/23 11:31 -
こんにちは、ねぐろさん
一見食欲や元気があるようでも、実際には痛みなどを隠している場合もあります。
また、膀胱炎は、自然治癒を待つような病気ではありません。
血尿がでていて、細菌性膀胱炎と診断されたのであれば、早急に治療をするべきだと思います。
高齢であり、水を飲む量も増えていますし、腎臓の疾患の可能性などを考えても一度血液検査もあわせてするべきだと思います。
また、注射をしての具合の悪化を気にされているようですが、それらのリスクを減らすためにも血液検査をしてあげてくださいね。
くろちゃんの体を守れるのは飼い主であるねぐろさんだけですので、どうぞ早期の治療をかんがえてあげてください
参考になれば幸いです。
どうぞ、お大事になさってください
2010/11/19 17:11 -
- 質問カテゴリ:
- その他
- 対象ペット:
- 犬 / ラブラドールレトリーバー / 性別不明 / 年齢不明
こんにちは、おぐおぐさん
書いていただいた成分をみさせていただいた上で心配なのは下痢を起こすことですが、恐らくそれらも一過性のもので済むこととと思います。
体の大きさと摂取した量的に考えても、ひとまずは経過を見ていただいてもいいとおもいます。
参考になれば幸いです。
どうぞお大事になさってください
2010/11/19 11:14 -
こんにちは、herbieさん
犬の肛門の周りには肛門腺の他にも肛門周囲腺などの分泌腺があります。これらが炎症を起こしている可能性もあります。
赤く腫れているようならば、一度病院で診察を受けられることをおすすめします。
どうぞお大事になさってください
2010/11/19 11:10 -
- 質問カテゴリ:
- ケイレンをおこす
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド(ロング) / 性別不明 / 年齢不明
こんにちは、あみこさん
臭化カリはフェノバルビタール(フェノバールは商品名)の肝毒性を増強しないので、難治性発作をコントロールするのに併用薬として用いられる薬です。
作用発現までは少々時間がかかるのですが、継続投与するのにはとても向いている薬だと思います。
最初のコントロールがたとえばフェノバルビタール単独では難しくて、臭化カリを併用することでコントロールがうまくいっているということであればそのあたりをよく獣医師と相談するべきだと思います。
逆にフェノバルビタール単独でのコントロールの経験がないのであれば、臭化カリウムも多飲多尿、運動失調などの副作用がありますので、単独での処方に切り替えるという手もあります。
ただしその場合、フェノバルビタール単独でのコントロールを試みても、フェノバルビタールの処方量が増えるようであれば、肝毒性が心配ですので、今までと同じく臭化カリの併用を勧めます...2010/11/18 16:28