是松 壮一郎 先生の過去の回答履歴一覧|23ページ目
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- 質問カテゴリ:
- 皮膚の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ラブラドールレトリバー / 性別不明 / 年齢不明
こんにちは、ふみさん
早速ですが、真菌感染症の際のステロイド使用について述べさせていただきます。
確かに総論的に言うと、ステロイド投与は体の抵抗力を下げ真菌感染症などを悪化させる可能性があります。そのため慎重投与という言い方をされます。
薬の投薬は、投薬した時しない時のそれぞれのメリットデメリットを考えて決定されますが、デメリットが大きい時(たとえば、痒みもあまり止まらず感染症がひどくなる時もしくは想定される時)などは、投与をやめたり、薬の種類を変更したりします。
今回も、担当獣医師が快ちゃんの状態を診て判断されているのだと思いますし、回数、量的にも問題は無いと思いますので、指示に従って、スポット的な投薬をしていただいて大丈夫だと思います。
参考になれば幸いです
どうぞお大事になさってください
2010/10/22 09:57 -
- 質問カテゴリ:
- 便・肛門の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド(ロング) / 性別不明 / 年齢不明
こんにちはguradorasoramame-yさん
下痢の原因としては、様々な原因が考えられます。
心配されているように、ストレスから消化器障害を起こすこともありますし、食事が原因の場合もあります。また寄生虫がいることも、伝染病である場合もあります。
右腹部の膨らみもどの程度のものか、硬いのか柔らかいのか?などによっても可能性としてあげられる病気は様々です。
そのため、この場で最初の判断を下すことは出来ません
ひとまずは診察を受けてみてください。
元気もあって食欲もあるということですが、繰り返す下痢の場合は腸粘膜にもダメージを与えて慢性化しやすいので早めに処置した方がいい場合が多いですし、経過もいいと思います。
また、診察の際はなるべく新しい便も持っていって、検便もしてもらうといいと思います。
参考になれば幸いです
どうぞお大事になさってください
追記(2010/10/21)
経過のご報告ありがとうございま...2010/10/20 10:55 -
こんにちは、犬が生き甲斐さん
腎不全の治療で必要なのは、残されている腎臓をなるべくいたわるような治療と、食事です。
腎不全の際の食事についての質問という事ですので、少しアドバイスさせていただきます。
まず腎不全の際によく用いられるのは、処方食といって、各メーカーから出ている腎不全の子用に処方された食事があります。ヒルズのk/dやロイヤルカナンの腎臓サポートといった製品を各社出していますので、獣医師に相談されると用意してくれるはずです。
こちらの食事に共通しているのはタンパク質が良性のタンパク質で、量的に制限されていること、タンパク質以外の良性のカロリー源が確保されていること、オメガ3脂肪酸、ビタミンB群が多いこと、ナトリウム、リンが少ないことなどです。
上記の事をきちんと考えられている食事であれば、自家製の食事を用意していただいてもいいのですが、ここで具体的な品名を断片的に述べてもか...2010/10/19 10:56 -
- 質問カテゴリ:
- 皮膚の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド / 性別不明 / 年齢不明
こんにちは、まろりんさん
皮膚の診察は、見た目だけでの判断は難しく、様々な検査も行ないますが、同時に診断的治療といって、治療をしながらそれらの治療や薬への反応性を見ながら診断していくケースも多くあります。
まろ君のケースも、少し治ってはまた発症するといったサイクルで繰り返して治療を受けているようですが、その原因として甲状腺機能低下症の可能性を示唆されたようですね。
たしかに皮膚の見た目の判断基準としては、甲状腺機能低下を疑うような症例ではありますが、T4やFT4の値を見ると、その可能性はかなり低いものだとわたしも判断します。
T4,FT4と甲状腺機能低下症の関係は必ずしも相関しないのであいまいな判断になってしまうのですが、特に1.8ということだと恐らくは甲状腺機能低下症では無いでしょう。
もちろん、T4やFT4の値が高いままの甲状腺機能低下症もまれにあるので、絶対甲状腺機能低下症ではないということは言...2010/10/19 10:12 -
こんにちは、unikogeさん
性器の先のゼリー状のピンク色のものですが、血液の可能性も高く、陰部を舐めたりした時に傷つけた程度のもので心配もいらないとは思いますが、念のために診察を受けていただいた方が安心だと思います。
二回続けて同じようなものが付いていたというのが気になります。
また、糞便の中の虫は、寄生虫だと思われますので、早めに病院で駆虫薬の処方を受けてください。
おそらくは猫回虫だと思いますが、念のために診察の際に新しい便を持っていって検便してもらうといいと思います。
その際は、くれぐれもペットショップなどで売っている駆虫薬などは使わないように気をつけてください。
参考になれば幸いです
どうぞお大事になさってください
2010/10/19 09:43 -
- 質問カテゴリ:
- 食欲の異常
- 対象ペット:
- 犬 / スタンダードダックスフンド(ロング) / 性別不明 / 年齢不明
こんにちは、ひまわりんさん
前回、回答させていただいた是松です
早速ですが、今回も再びプレドニン(ステロイド)を処方された件について回答させていただきます。
本来であれば、処方された薬は獣医師の指示に従ってしっかり飲ませてくださいねとお話するのですが、今回の件に関してはひとまず休薬してみてもいいのではないかと思います。
理由としては、服用前の血糖値が68mg/dlとさほど低くないこと、血糖値を上げなくてはいけないような緊急を要する症状(低血糖発作など)が出ていないこと、多飲多尿といった副作用が出ていることの三点です。
また、ステロイドでの治療がどの程度効果が出ているかのモニタリングもないとなると、本当にこのまま続けることが必要なのか疑問です。
一つ心配があるとすれば、低血糖の発作が起きる可能性ですが、万が一発作が起きたような場合には濃い砂糖水で口の中を湿らせるなどしてあげてください。
...2010/10/18 13:06 -
こんにちは、風俊くんの飼主さん
質問を読んだ様子ですと、5月に摘出した腫瘍の検査は行われなかったのでしょうか?出来た腫瘍が可移植性性器肉腫なのか、扁平上皮癌か、それとも他の腫瘍なのかによっても治療の方針が変わってきます。
通常の腫瘍であれば、良性悪性を問わず、外科的切除が一番の方法になりますが、たとえば可移植性性器肉腫であれば、切除はせずビンクリスチンという薬を用いた化学療法で治療することになります。
可移植性性器肉腫は針を刺しての生検や腫瘍表面の剥離細胞の検査でも確定診断が出来ますので、まずはそちらの検査をしてから、可移植性性器肉腫でなければ、手術を考えてはいかがでしょうか?
参考になれば幸いです
どうぞお大事になさってください
2010/10/16 17:08 -
- 質問カテゴリ:
- 食欲の異常
- 対象ペット:
- 犬 / スタンダードダックスフンド(ロング) / 性別不明 / 年齢不明
こんにちは、ひまわりんさん
いままで大きな病気がなかった子の食欲不振から突然インスリノーマの可能性を指摘され、とても不安な事と思います。
折角順序立てて質問いただいているので、順番にお答えしていきますね
1.低血糖値は3日間の空腹状態の為ではないのか?
これは、可能性として高いと思います。動物の体は、絶食状態に入ると最初は体の中に蓄積していたグリコーゲンを使って血糖値を下げることを防ぎますが(血糖値上昇)、絶食や飢餓状態が続くと体の中に蓄積していたグリコーゲンがなくなってしまうため、逆に低血糖となります。
2.最初の症状は?
インスリノーマの症状は低血糖発作、虚脱、虚弱、運動失調などが一番特徴的で、確かに食欲不振、下痢などの症状もありますが、今回お聞きした症状はどちらかというと、一般的な消化器障害を疑うような症状でもありますね。
3.ステロイドによる多飲多尿
おそらくはステロイドによる...2010/10/15 18:39 -
こんにちは、にーの。さん
おそらくはホーナー症候群の話を聞かれたのではないかなと思いますがいかがでしょうか?
ホーナー症候群は眼に分布している交感神経系の異常から左右の瞳孔不同が生じる一連の病気を総称した言い方になります。
複数の散瞳薬(瞳孔を開く目薬)を使って、交感神経のどの部分で異常が起きているかを判断し、ホーナー症候群の中のどのタイプかを調べていきますが、先生によっては、そのあたりの検査はされないまま経過を見る場合もあります。
ホーナー症候群でも、中枢性じゃないものの場合、数ヶ月かけて自然治癒するものもありますので、今回のメンチちゃんのケースでも瞳孔不同が治まりつつあるということで経過観察としているのだと思います。
もう少し様子を見てみてくださいね
また、目の病気とは別に、500gの体重減少は少し心配ですので、そちらは診察を受けて原因を調べた方がいいと思います。
参考にな...2010/10/15 10:03 -
- 質問カテゴリ:
- 歯・舌・口の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ウェルシュ・コーギー・ペンブローク / 性別不明 / 年齢不明
こんにちは、ゆりひめさん
麻酔のリスクに関しては、血液検査でAST(GPT),ALT(GOT)などの肝機能の検査や、クレアチニン,BUNなどの腎機能検査で異常が無いかを確認、また心臓に異常が無いかを確認できればかなり下がると言えます。
11歳ですので、出来るだけ上記2つの問題をクリアした上で麻酔をかけての歯石除去、口腔処置となると思いますが、場合によっては血液検査で異常値が出たとしても、それらのリスクと処置によるメリットを比べて、慎重に麻酔をかけることもあると思います。
麻酔も以前と比べるとはるかに動物に負担の少ない麻酔法も増えていますので、獣医師とよく相談して麻酔を使った治療を検討してあげてくださいね
参考になれば幸いです
どうぞお大事になさってください
2010/10/15 09:35