是松 壮一郎 先生の過去の回答履歴一覧|76ページ目
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こんにちは、koukiさん
あんこちゃんの様子、読ませていただきました。
いくつかの要因が重なって、食欲不振をきたしているように思います。
まず、生理が来ますと、やはり元気がなくなったり食欲が落ちたりする子は多いです。
また、生後8ヶ月くらいになると、いわゆる食べ盛りの時期は過ぎて、少しずつですが、好き嫌いが始まるようになります。
同時に、飼主さんと自分との関係を認識しはじめてわがままにもなりやすい時期です。
そして、生理が始まった時期に、寝る環境の変化が起きたことにより、精神的にも不安を感じやすくなったことと思います。
上記の4つの原因
1.生理
2.偏食のはじまり
3.わがまま
4.環境変化による不安
これらの要因が重なって、少々複雑になっているように感じます。
まず、習慣として食事の時間は飼主さんが食事を終えてからの時間にすること、食事を与えて、5分以上食べない場合には、食器ごと片づけてし...2007/04/06 16:50 -
こんにちは、こたろうパパさん。
こたろう君の目の周りが赤っぽくなるということですが、涙で目の周りがぬれて赤くなるということでしょうか?それともまぶたが赤くなっていますか?
涙でぬれたようになって赤くなるのであれば、涙管といって目から鼻に抜ける涙の通り道が詰まっている可能性もありますし、逆さまつ毛や慢性の炎症などの異常で、涙の分泌量が増えている可能性もあります。
まぶた自体が赤くなっているのであれば、眼瞼炎などの炎症疾患が疑われます。
いずれにせよ、一日数十回も目を拭かなくてはいけないというのは異常ですし、一度獣医師の診察を受けていただいた方がいいと思います。
どうぞお大事になさってください
2007/04/06 16:28 -
- 質問カテゴリ:
- 手・足の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ゴールデンレトリバー / 性別不明 / 年齢不明
こんにちは、applepieさん。
今回のりらちゃんの膝の腫瘍ですが、レントゲン等を見ていないわれわれが断脚が望ましいかどうかの判断は出来かねます。ただ、骨肉腫であれば肺を始めとする他の臓器への転移を防ぐためにも断脚が第一選択となると思います。
また、骨肉腫以外でも腫瘍の侵食が激しく、関節を残しながらの切除が難しい場合にはやはり断脚が望ましいということになると思います。
サンプルを取るかどうかですが、上記のような理由で断脚が決まっているのであれば、サンプルの採取にはあまり意味が無いかも知れませんし、採取の際の腫瘍細胞の飛散を考えると断脚後に腫瘍組織を採取して検査にまわしていただく方がいいと思います。
腫瘍マーカーに関しては、いくつかの人間用の腫瘍マーカーを応用しての腫瘍診断をしてくれる検査機関があります。ただ、腫瘍マーカーの検査は早期発見をメインにしているものですので、腫瘍の種類の特定に...2007/04/05 18:40 -
- 質問カテゴリ:
- その他
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド / 性別不明 / 年齢不明
こんにちは、ゆう&みくママさん
さて、各予防とてんかん発作予防薬(フェノバール)の併用ですが、これらについては問題なく行なえます。
混合ワクチン注射、狂犬病の予防注射、フィラリアの投薬は予定日通りに行なってあげてください。ただし、当日や、前日に発作が起きた場合には、ワクチン注射は念のために1,2日ずらしていただいた方が安全だと思います。
これは、発作の重積という状態が起きた場合にワクチンによる免疫反応などが、てんかんのコントロールを邪魔する傾向があるためです。
参考になれば幸いです。
お大事になさってください2007/04/05 16:24 -
こんにちは、nyswc888さん
さて、ヤマト君の睾丸の色が黒ずんできているというお話ですが、睾丸というよりも陰嚢(睾丸を包む袋)の表面に色素が沈着してきているということなのかなと思います。
睾丸そのものの色の変化というのは、獣医師でもなかなか発見は難しいものですので、おそらく陰嚢の色素沈着だとしてお話しますが、特に心配はいりません。
成長に伴い陰嚢などの生殖器を始め皮膚に色素が沈着することは犬にとって正常ですので、様子を見てあげてくださいね。
どうぞお大事になさってください
追記(4/5)
今添付の写真に気付きまして拝見しました。
陰嚢への色素沈着で間違いないと思います。とくにご心配はいりませんので安心なさってくださいね。2007/04/05 11:07 -
- 質問カテゴリ:
- 皮膚の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド(ロング) / 性別不明 / 年齢不明
こんにちは、チエブーさん
とらじ君、異物を飲み込んでしまったのですね。手術も急なことで驚かれたことでしょうね。
さて、手術後の経過も良いようで何よりですが、手術の傷跡の横あたりの皮膚の変化のご相談なのですが、皮膚の表面が黒くなっているのでしょうか?それとも皮膚の中側という感じなのでしょうか?
表面の変化であれば、担当獣医師の言うように、色素が刺激されて皮膚への色素沈着がうながされるケースが多いので特に心配はいらないと思います。
また、内側の変化であれば、内出血や、傷口の癒合不全等が考えられますが、特に痛みが無く元気なのであれば、内出血斑も今後小さくなっていくのではないかと思います。
先生に話を伺ったときに、実際に傷口の診察を受けられた上で「様子を見てほしい」と言われたのであれば、特に心配はいらないと思います。
どうぞお大事になさってください
2007/04/05 10:55 -
こんにちは、タロコちゃんの飼主さん。
さて、治療中のフィラリア感染犬を預かった場合の、周囲に対する気配りなのですが、難しい問題ですね。
周囲の方がフィラリアに対しきちんとした知識のある方であれば、「フィラリアの治療中の子を預かるんで気をつけて下さい」と言っても理解もしてくださると思いますし、逆に知識があればきちんと感染予防の薬も今までも飲ませていらっしゃるので、伝える必要もないかなと思うのです。
一方あまりフィラリアについて知識が無い方に保護した犬の状態を伝えると、混乱して、あらぬ心配をされることや、かえって保護した犬に対する風当たりが強くなることも想像されます。
確かに、フィラリア感染している子が近所にいると、治療中であってもその血液中にフィラリア子虫が出現するタイミングはありますので、それらの子虫が蚊の身体の中に入り、感染子虫となるため、感染が広まる可能性はあると思います。そ...2007/04/05 10:42 -
こんにちは、マルノンさん
さて、ノンちゃんの歯ですが、歯石をそのままにしておくことは、歯やそのまわりの状態を悪くするだけで、何も利はありません。適切な処置を行なって歯石を取ることが大切だと思います。
歯についた歯石は、歯茎部に進行していき歯肉を圧迫、炎症などを引き起こし慢性的な歯周病の原因となります。
また、雑菌の巣窟になりやすく、ここから雑菌が体内に入ることにより様々な病気を引き起こすこともよくあります。(最近は歯周病連鎖という言葉で一般にも知られるようになってきましたね)
『小さい犬は歯槽膿漏になりやすいから放っておいても大丈夫』
というのは、どういう経緯で大丈夫と言われたのか不明なのですが、歯槽膿漏を含む歯周病になりやすいからこそ、適切な歯石の処置等が必要になりますね。
身体の小さい犬では、アゴの大きさと歯の大きさのアンバランスが起きやすく歯並びに問題が出やすいので、歯周の...2007/04/05 10:15 -
こんにちは、RYOさん
通常は、去勢を行なうことにより、発情行動は抑制されるのですが、時折ルルくんのような行動が残る子がいるようです。今回も去勢手術に特に問題があったから、発情行動が残ってしまったというわけではないと思います。
ただ、こういった発情行動と泌尿器系の病気(尿道結石や、膀胱炎など)の症状を混同してしまう場合もあります。おしっこの回数や、量などが多いとか、逆に少ないなどの異常がないかは、良く確認しておいてください。
それらに異常があった場合は、すぐに病院で診察をしてもらうようにしてください。泌尿器系の病気は発見が遅れると命に関わることがあります。
参考になれば幸いです。
どうぞお大事になさってください2007/04/05 09:54 -
こんにちは、flowerさん
さて、患者さんの飼主さんに対してのカルテの開示ですが、わたしは請求があれば、いつでも行なうべきだと思っています。ただ、先に謝っておきますが、自分のカルテは悪筆なので見にくいのじゃ無いかなぁと、その辺は心配なのですが……
どうしても、動物の状態を診察しながら、飼主さんの話を聞きながらカルテをつけていると、自然と字も殴り書きのようになってしまっております。お恥ずかしい話なのですが。
人間の医療関係では、法整備が進んでおり、個人情報保護法の施行から、患者さんに対する開示が義務づけられておりますが、動物病院のカルテに関しては、法的に根拠があるものかどうなのか、少々不明ですが、やはり医院のそれに準じる形で飼主さんからの請求があった場合には開示やコピーは必要な事だと思っています。
しかしながら、カルテの持ち出しは、当院ではご遠慮いただいております。カルテは病院の記録でもあ...2007/04/04 09:53