玉井 康教 先生の過去の回答履歴一覧|6ページ目
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まずは悪性腫瘍というものが何かということです。年齢ともし猫白血病が陽性であれば、縦隔型のリンパ腫が疑われます。この場合であれば、抗がん剤の効果は比較的期待できます。
とった胸水の検査でどのような腫瘍細胞が出ているのか?場合によっては、超音波下で腫瘍細胞を針で刺して検査することが望ましいと思います。2007/10/19 10:10 -
- 質問カテゴリ:
- 食事、栄養について
- 対象ペット:
- 猫 / ミニチュアダックスフンド / 性別不明 / 年齢不明
まず黄色脂肪症自体は、不飽和脂肪酸によるものなので日本のように魚をフードとして与える場合、量によってはなる場合があります。その場合多い症状としては、発熱と体を触ると痛がるなどの症状です。
まずそういう意味で不飽和脂肪酸が多い魚には、ビタミンEを添加する必要があります。ただし主食でなくおやつ程度ということであれば、主食のフードにも十分な量のビタミンEが入っていると思うので問題ないと思います。
サプリメントも含めて量に関しては、主治医の先生にお聞きになるとよいと思います。タウリンについてもいろいろなかたちでサプリメントでも出ています。2007/09/29 19:31 -
普通だとまずは嘔吐による脱水でBUNのみの高値になります。
何回も繰り返す場合には、電解質の異常がないのか?特に副腎皮質機能低下症(アジソン)や心臓の弁膜症なども調べたほうがよいと思います。
後は、持続性の消化管の出血でも今回のようにBUNのみ高い値になることがあります。
まずは、腎臓以外のものをしっかり調べる必要があると思います。もし腎臓であれば尿検査をしっかりする必要があります。2007/09/27 11:49 -
- 質問カテゴリ:
- その他
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド / 性別不明 / 年齢不明
はじめまして。
確かに貧血の原因というのがたくさんあるので難しい問題です。今回の場合、失血性ということであればどこからの出血なのか?また腎臓からのホルモンということであれば抗体ができるまでは人のエリスロポイエチンを使用することになると思います。
現在の状況がわからないので、はっきりいえませんが輸血以外としては、原因とそれに対する治療と思われます。2007/09/23 16:45 -
胆管肝炎だと白血球やいわれているGPT,GOT,ALPやγGTの中程度の上昇が見られることが多いです。後は何よりも食べない状況が続くことで肝リピドーシスを併発することがあります。
したがって、今回の血液検査だけでなく症状と血液検査や超音波などで推定しながら効果がある抗生物質や肝臓の薬を投薬していくことになります。2007/09/21 17:36 -
- 質問カテゴリ:
- 皮膚の異常 / 熱が出る
- 対象ペット:
- 犬 / スタンダードダックスフンド(ロング) / 性別不明 / 年齢不明
発疹が多数できて、炎症ということになれば発熱もする可能性はあります。
おしっこに関して、もちろん熱の可能性もあると思いますが、おそらく炎症を抑える薬がステロイドと思われるのでそれによるものと思われます。
シャンプーの種類があわなければ全身の皮膚の炎症になることもあり発熱する可能性もあると思います。もちろんほかの可能性もあると思います。2007/09/21 17:31 -
炎症性乳がんの場合には最終的には病理診断をしていただいてということなのですが、今回のように自然に治る感じにはなりません。
当院でも今年シェルティーでいましたが、ほんの2週間ほどでがっしりした感じの腫瘍になりその段階でレントゲンですでにあちこちに転移という感じで、本当に成長のスピードが激しいものです。
またひどくただれてしまう感じがどんどん広がっていくかんじの場合にも、炎症性乳がんの場合があります。2007/09/21 17:26 -
まずはどのような皮膚病なのか。つまり本当に真菌なのか?寄生虫なのか?という診断が重要になると思います。それによって薬の量も減ってはくると思いますが、確かに今のままだと薬を飲ませるだけでも大変だとは思います。
まず現在もらっている薬については、どのような薬をもらっていて、どのような効果があるのかについては主治医の先生に聞かれるとよいのではないでしょうか?
経過が長いほどしっかりとした診断をしないとなかなか皮膚病は完治しないです。2007/09/21 17:23 -
肝臓ということもあるのであればアンモニアと総胆汁酸の濃度は測定したほうが良いかもしれません。昨日も勉強会で高齢の門脈シャントの発表がありましたが、今回は、TP(アルブミンも低いと思われる)、Choの低下があります。Gluの高値から尿検査で血糖が出ていないのか調べる必要があるお思います。
突起に関しては、遊離肋骨の可能性もあるので主治医の先生に聞くと良いと思います。
2007/08/05 12:28 -
- 質問カテゴリ:
- 皮膚の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド / 性別不明 / 年齢不明
今回の病気はダックスで非常に多いといわれています。
今回のように去勢手術(糸を絹糸を使用した場合に特に多い)後にまたは避妊手術後におなかにろうかん(膿の汁の管)ができる場合もあります。
一般的には手術でその部位(原因の場所)を切除することです。その後は今回のようにステロイドが第1選択薬だと思います。それに反応が悪い場合には、サイクロスポリンという免疫抑制剤やニコチン酸アミドとテトラサイクリン(抗生物質)などを組み合わせていく場合もあります。
僕自身も大学で全身に病気が出て非常に大変だった症例がいました。
今回去勢のもう片方も切除していないのであればそれも切除したほうが全身の反応は少なくなるかもしれません。2007/08/05 12:24