井上 平太 先生の過去の回答履歴一覧|113ページ目
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かかりつけの動物病院があるのであれば主治医の先生と相談されるのが一番なのではないでしょうか。
あるいは、今回治療した先生に入院を前提にした治療しか聞いていないのであれば、それ以外の選択肢を聞いてみると良いでしょう。
お大事にしてください。2017/02/13 18:53 -
上記で申し上げたようにコロナウィルスの寿命は体外では非常に短いのです。
血液や尿中など限られた環境では1週間以上感染能力を保った例もございますが、通常3日以上持ちません。
実際の環境では数時間で不活化します。
亡くなった子が使っていたのは3年前との事ですから、それが感染源になる事は考えられません。
なお、非常に判り難いかも知れませんんが、ウィルスは物質ですので不活化と言って感染や増殖が出来なくなっても消滅はしません。
不活化は生物に例えれば死であって、不可逆的な反応です。
繰り返しになりますが、今飼っている猫にはうつりませんのでは丈夫です。2017/02/12 21:53 -
今飼っておられる子猫がコロナウィルスを持っているかどうかは、抗体価の測定で予想するか、少々値段がかかりますが猫コロナウィルスの定性試験を行えばはっきり致します。
以前に亡くなられた猫のコロナウィルスが今の猫に感染する事は絶対にありません。コロナウィルスの寿命は猫の対外では非常に短いです。
以下はWHOの発表の抜粋です。
ガラスやプラスチックのプレパラート上に載せると3日以内に不活化(ウィルスの死・感染能力の消失)します。尿中では1週間くらい生き延び、血液中では15日くらい生き延びるとされております。直射日光に当たると数時間で不活化します。なお、冷蔵や冷凍では長期に生存いたします。2017/02/12 01:25 -
今晩は。
セミントラはもともとフォルテコール等のACE阻害薬の副作用の部分を抑えることを目標に作られた薬です。
特に蛋白尿が悪化している場合には有効と考えられております。
よって、フォルテコールが良くてセミントラが良くないという事は無いはずです。
問題は今脱水や電解質の異常がコントロールできているかどうかです。
毎日皮下補液をしてもすぐ脱水してしまう状況であれば、フォルテコールもセミントラも適応外と言わざるを得ません。
他の病院で腎不全末期では逆効果と言われたのはこの事だと思います。
本当は腎臓の生検組織検査を行うとまだセミントラが効く余地があるかどうか予想できるのですが、現状ではリスクがあるのでお勧めできません。
セミントラは出てきたばかりのお薬ですので、まだ統一見解はございません。
セミントラによる治療をどこで止めるかは個々の獣医師で判断が異なり、裁量にゆだねられているのが実情です...2017/02/12 01:04 -
通常は猫の避妊手術だと術創の長さは3センチ前後だと思います。
この長さで、開いているのが皮膚のみで腹膜は開いていなければ自宅療養でもなんとかなります。
しっかりと消毒ののち抗生物質軟膏を塗りその上から絆創膏で密閉してください。
毎日交換はしないで、3日に一回くらいで良いでしょう。
剥がして舐めない様にエリザベスカラーを首に着けるか、通販で腹帯を購入して着せるか、包帯や晒でカバーしてください。
これを続けると専門的には2期融合と言いますが、肉芽組織が出てきて傷口がふさがっていきます。
肉芽組織は消毒に弱く毎日消毒すると肉芽組織も死滅してしまうので気を付けてください。
抗生物質の内服が併用できるとさらに安全なので、手術をした獣医師と連絡を取り、尋ねてみてください。
法律が違いますので診察なしで郵送できるのかどうかは判りません。
お大事にしてください。2017/02/09 18:44 -
シュウ酸カルシウム結石は凹凸があり、もともと尿道に詰まりやすい結石です。オスの場合には、ある日突然結石が尿道の陰茎骨の膀胱寄りのあたりに詰まり、緊急手術になる事があります。もちろんそのような事が起こらずに天寿を全うする事もございますでしょうが、いつでも爆弾を抱えている状態です。ご家族の重要なイベントの当日に起こると大変ですし、すぐに開通できないと尿毒症で危篤状態になります。6ミリと言う大きさを考えると手術をしないリスクと手術のリスクは、圧倒的に手術をしないリスクの方が高いと思います。
ただ、個別のリスクは実際に診察をしていないとわかりません。血液検査や心電図などの検査を行い健康診断を受けてから慎重にご検討ください。2017/02/08 22:23 -
失礼な事に誤変換していることに今気づきました。
誤)不通に運動
正)普通に運動
です。2017/02/07 23:01 -
いずれ使わない方の足の筋肉は廃用性萎縮が起きます。そうしますと骨の断端が潰瘍化した皮膚を突き破り骨髄炎を起こすことが予想できます。3本足で歩きやすい事を考えると一般的には膝関節より上で、大腿骨の中央あたりで切断し筋肉と皮下組織で新鮮な感染の無い骨の断端をカバーして皮膚を縫合する手法が適切と考えられます。
決断するのはつらいでしょうが、若いうちの方がたくましく受け入れて、何事もなかったかのように不通に運動が出来るはずです。
触って痛がるという事は、いつもズキズキ痛いはずです。今の痛みから早く解放してあげることを考えてください。お大事にしてください。2017/02/07 16:28 -
ピモベンダンの投与量は効能書には0.25mg/㎏を1日2回となっておりますが、症状により使用量に幅がございます。
当院でもほとんどの場合には0.2から0.3の範囲で処方しておりますが、それ以上の量で投与しないと維持が出来ないケースもございます。
当該のチワワの重症度が判りませんので安易に多すぎとは言えません。主治医にご相談いただくのが一番なのですが、心配であればセカンドオピニオンで診察の上で判断頂くと良いでしょう。
何しろこの病気はコントロールするのに薬が足りないと肺水腫で死亡する危険のある病気です。くれぐれも自己判断で薬を減量しないようにしてください。2017/02/05 23:52 -
非ステロイド系抗炎症剤や鎮痛剤は今はほとんどの場合NSAIDSと言われるタイプの薬剤が使われております。一番多い副作用は胃腸障害で、腎不全や肝不全は起こりえますが稀です。ただ、起こる場合には服用して1日で茶褐色の尿・黄疸が起こる事がございます。
実はそういう私自身も服用した翌日に茶褐色の尿と異常なダルさに襲われ緊急治療になったことがございます。をの時は死ぬかと思いましたが今は全くの健康体です。
急性期を乗り越えれば肝臓は非常に再生能力の高い臓器ですので、一定量の健康な肝細胞が残っていれば治療でどんどん再生していきます。落ち着いたら肝酵素の検査だけではなくもう少し詳しい肝機能の検査を行うとある程度予後の予測が出来ますので、主治医の先生と相談いただくと良いでしょう。
ただし、14歳ともなるとやはり再生能力が衰えますので予断は許せない状況だと思いますが、望みを持って治療を続けてください。...2017/02/04 23:18