井上 平太 先生の過去の回答履歴一覧|116ページ目
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今晩は。
可能性は低いですが、クリプトコッカス症や鼻腔腺癌の危険性もございます。
これらが否定できれば、ウィルス性鼻気管炎の治療を続けて様子を見ても良いかもしれません。
抗生物質で二次感染を防止し、インターフェロンωやリジンでウィルスの増殖を抑えていきましょう。
免疫介在性疾患も疑えますが、上記の疾患が否定されてからの治療開始が望ましいと思われます。
お大事にしてください。2017/01/16 18:32 -
手術の予後は一頭一頭異なります。ですので、あくまでも一般論になります。
子宮蓄膿症では腎機能低下や進行性の貧血が他の手術と比べて起こりやすくなります。尿毒症や貧血に注意を払って看ていく必要がございます。
白血球数が正常でも子宮内には膿がたまり、血液内にも細菌や抗原抗体反応物が入り込んでいることもございますのでしっかりと抗生物質を投与していくことが重要です。
ただ、具体的な注意点は実際に手術をして頂く獣医師にしっかりと尋ねてください。動物の状態は血液検査だけではわかりません。実際に五感を研ぎ澄まし、聴診視診触診をした獣医師の経験からのみ指導できる「気を付ける点」が、あるはずです。
お大事にしてください。良い結果をご祈念申し上げます。2017/01/15 22:34 -
- 質問カテゴリ:
- 眠れない / その他
- 対象ペット:
- 犬 / シェルティーのミックス / 男の子 / 12歳 9ヵ月
要約致しますと、嘔吐しており食欲は廃絶して元気も消失気味という事ですね。認知症を疑う前にまずは動物病院で検査を受け、適切な治療を受けた方が良いでしょう。
記述されている症状はどのような内臓疾患でも進行すると起こりえる症状ですので、病名は何とも言えません。お大事にしてください。2017/01/14 00:03 -
- 質問カテゴリ:
- 皮膚の異常 / せきやたんが出る / その他
- 対象ペット:
- 犬 / カニンヘンダックスフンド(ロング) / 女の子 / 12歳 1ヵ月
心肺系の疾患があるのかもしれません。
心電図や胸のレントゲン検査やエコー検査を受けた方が良いかもしれません。
もちろん聴診をせずに答えておりますので、全くの見当違いであればよいのですが。
お大事にしてください。2017/01/13 00:23 -
そのような結果であればおそらく問題はないでしょう。
ただ一つだけ心配なのは肝臓が縮小していったときに、いったん上昇した上記の数値が正常値に戻る時期がございます。
本当の意味での肝臓の能力を推し量る方法としてBCAA・AAA比を測定する方法がございます。
肝機能が悪化すると血液中のBCAA群のアミノ酸が減少してAAA軍のアミノ酸が相対的に増えていきます。
ですのでこの比率が下がってきた場合には何らかの肝機能低下が予想されます。
ここまで気にする必要はないのかもしれませんが当院では心配な方の場合には測定して比率を確認いたします。
心配を払拭するのであればこの検査を検討されてはいかがでしょうか。採血だけですので簡単です。
専門用語ではフィッシャー比テストと呼んでおります。
次に年齢的には心配ないと思われますが、人間でもよく用いられる腫瘍マーカーでAFP値と言う物がございます。
念のために測定しておくと肝臓...2017/01/13 00:14 -
総胆汁酸・ALP・中性脂肪の値を診てもらった方が良いのではないでしょうか
念のためレントゲンやエコー検査も受けて頂かないと絶対大丈夫とは言い切れません。
お大事にしてください。2017/01/11 18:40 -
- 質問カテゴリ:
- その他
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド(ロング) / 女の子 / 5歳 3ヵ月
あくまでも見た目でのお話ですので、必ず獣医師による実際の診断が重要です。
見た目としては偽妊娠で乳腺が発達しているだけのように見えます。
しかし、写真で乳腺腫瘍かただの過形成かは言えません。
万が一手遅れになると犬にとって非常に気の毒な事になりますので診察を受けてください。
お大事にしてください。2017/01/11 18:35 -
- 質問カテゴリ:
- その他
- 対象ペット:
- 猫 / アメリカンショートヘア / 性別不明 / 1歳 1ヵ月
フォルテコールに関しては通常何も起こりませんのでご安心ください。
例えば常に夫婦で重複して2回飲ませ続けるような事がなければ大丈夫です。
ただ、薬によっては2倍量で副作用の出る危険性のある物もございます。
今後はお気を付け下さい。
お大事にしてください。2017/01/09 23:11 -
通常は胃捻転で胃の固定術を行いますと2日後くらいには通常に食べられるようになる事が多いものです。他の疾患が合併していたり精神的に弱い子は食欲廃絶が続くこともございます。
食欲が廃絶している状態で点滴をせずに自宅療養を続ければ当然ながら体は衰弱していきます。入院し点滴の再開が必要なのではないでしょうか。
場合によっては①再度開腹して術野を確認する事②造影を含めたレントゲン検査③血液検査による合併症の確認などが必要なのかもしれません。
きっと自宅に戻れば精神的に気力が改善し食欲が改善することを期待して一時退院したわけでしょうから、今回のような結果であれば再度相談されて今後の方針を検討された方が良いでしょう。
お大事にしてください。2017/01/05 23:20 -
甲状腺機能が低下している動物に対しレベンタを投与すれば、当然血中の甲状腺ホルモンレベルが増加します。その結果、基礎代謝が増加しますので体重は減少し始めます。これは治療効果です。
しかし、甲状腺ホルモンが増加しすぎるとさらに医原性に甲状腺機能亢進症の症状が出てしまうので、定期的に血中濃度を測定した方が良いでしょう。特に治療開始時には、こまめに血中甲状腺ホルモンの測定をしてもらいましょう。
余談ですが他に疾患があって体重減少の危険性もありますので、アジソン病や糖尿病などの問題も無いかどうか確認しましょう。おそらく検査済みだとは思いますので、念のためですが。
お大事にしてください。2017/01/05 23:07