だいじょうぶ?マイペット

井上 平太 先生の過去の回答履歴一覧|122ページ目

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  •  皮膚病に関しては皮膚自体の検査と血液検査、場合によっては培養などの細菌学的検査が必須です。アレルギーと思われている、あるいは診断されている病気の中にもアレルギーでは無い皮膚疾患がたくさん紛れ込んでいるのが実情です。これは獣医師が気を付けなければいけないところです。
     皮膚病が治りにくいとIgE検査でアレルギーの診断をつけて獣医師も飼い主も納得してしまう事も良くございますが、動物病院でしっかりとみてもらいましょう。
     なお、皮膚病の治療には時間と労力が必要になる事もございます。がんばって治療に向き合ってください。
     お大事にしてください。

     2016/10/11 23:06

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  • 動かないです。

    質問カテゴリ:
    ケイレンをおこす / その他

    対象ペット:
    / 雑種 / 女の子 / 0歳 5ヵ月

     動物は言葉を話せませんし診察の時間は丁寧に見てもやはり短いといえます。一度の診察では疑うべき疾患が思いつかないこともございます。
     いかに飼い主の方が観察しているのか・それを的確に獣医師に伝えているのかにかかってきます。あるいは午前中にはまだ症状が出きっていなかったのかもしれません。すぐにでも受診してください。
     私としても動画からだけでは何とも言えません。低血糖や低カリウム症でこのような症状になる事もあれば、てんかんや末梢神経炎や脳脊髄炎などの神経の問題でこのような症状が出ることもございます。ウィルス感染でもこのような麻痺症状が出ることがございます。
     思い過ごしだと良いのですが様子を見てよい状況ではないかもしれません。お大事にしてください。

     

     2016/10/11 22:51

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  • 嘔吐、下血、熱あり

    質問カテゴリ:
    便・肛門の異常

    対象ペット:
    / ミニチュアシュナウザー / 男の子 / 5歳 7ヵ月

     パルボに関しては文章からでは否定も肯定もできません。自己免疫性の血小板減少症も疑われますが血小板数はどの程度だったのでしょうか。
     中毒や原虫による疾患も考えられなくもないですが、急性膵炎や播種性血管内凝固(DIC)など、極めて緊急性の高い病気も疑われます。

     炎症性腸疾患や繊維反応性下痢や大腸癌でも経過が長いとこのような症状になる事もございますが、極めて深刻な状況でしょう。早急な診断が必要です。

    お大事にしてください。

     2016/10/11 22:40

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  • 手術後の傷口の開きについて

    質問カテゴリ:
    皮膚の異常

    対象ペット:
    / 日本猫 / 男の子 / 1歳 0ヵ月

    術創の癒合には非常に個体差がございます。以前に手術からの経過日数と引っ張り強度の論文を見ましたが、7日目までは比例して徐々に強度が増し8日目で飛躍的に10倍ほど強度が出ておりました。ですので当院では8日目に通常は抜糸をしております。 しかし、8日目の来院されても明らかに弱そうで延期する事も、ままございます。抜糸してから癒合不全に気づき、縫合しなおす場合もまれにございます。ただ、中には抜糸時にはほんの少しの離開に見えて帰宅後にさらに開いて、急いで来院頂き消毒や感染部を切除して再縫合する事もございます。
     原因は色々ございますが、免疫力の問題や遺伝的に治癒が弱かったり食欲不振により遅延していたりする場合と、手術中や手術後の細菌感染が問題になっている場合などがございます。

     一般的には手術をした病院で再縫合を受けた方が良いのではと思われます。手術手技に問題がなくても、ごくまれには起こり得る...

     2016/10/11 22:29

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  • 嘔吐について

    質問カテゴリ:
    吐き気

    対象ペット:
    / ミニチュアシュナウザー / 男の子 / 0歳 11ヵ月

    そうですね。おさんぽは食後充分に時間がたってからか、食事前が良いでしょう。
    ただし、おなかがすいている時には誤食に注意しましょう。

     2016/10/01 21:49

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  • 回虫駆除、除菌、対策などについて

    質問カテゴリ:
    その他

    対象ペット:
    / トイプードル / 女の子 / 0歳 4ヵ月

    犬の場合、回虫に感染すると最初に肝臓に移行し次に肺に行き気管を登っていきUターンして食道に入ります。その後、胃を通過して腸に行きそこでゴールインして生涯そこに安住します。
    たまたま食道から胃に入った時に違和感を感じて吐いたのかもしれません。寄生数との因果関係はございません。
     ただ、駆虫は一回だけではなく複数回行ってください。遅れて腸に入ってくる回虫もおりますので。

     これからの感染源は散歩コースに落ちている古い便です。食べないように気を付けてください。

     2016/10/01 21:46

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  • 嘔吐について

    質問カテゴリ:
    吐き気

    対象ペット:
    / ミニチュアシュナウザー / 男の子 / 0歳 11ヵ月

    食べてすぐに散歩に行くと胃の内容物が撹拌されガスがたくさん産生され、急性の異拡張やそれに付随する胃捻転で急死する事がございます。
    食後1時間以内の散歩は厳禁です。胃捻転にならずとも胃液を吸収して膨れたドッグフードや胃酸と反応してできたガスが胃内圧を上昇させて吐き出してしまいます。今回はむしろ吐き出すことができたので危険な胃拡張にならずに済んだのでしょう。

    気を付けていてもこのようなことが繰り返されるときには、食事内容や量や回数を見直した方が良いかもしれません。消化の良い食事を動物病院で相談すると良いでしょう。

    ただし、肝門脈シャントなど、食後に悪心があり嘔吐しやすくなる病気もございます。食べたものが食道に貯留して、後から吐いてしまう病気もございます。これらの鑑別には検査が必要です。

    お大事にしてください。

     2016/09/30 22:49

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  • 回虫駆除、除菌、対策などについて

    質問カテゴリ:
    その他

    対象ペット:
    / トイプードル / 女の子 / 0歳 4ヵ月

    今晩は。ここでは「7」以降の質問に答えさせていただきます。

    1・2・3に関しては動物病院で検便をしないと何とも言えません。
    4・5・6は実際に診療をした獣医師でなければ安易に答えられません。

     回虫卵は肉眼どころか虫眼鏡でも見えません。直径数十マイクロメーターですので、0.1ミリのマス目も通ってしまいます。便の中に含まれる卵は環境により異なりますが、自然界で10日以上たたないと感染性を獲得しませんので、新鮮な便をスプーンですくって食べても回虫はうつりません。ご安心ください。
     ですので石鹸で普通によく洗い、ブラシで爪の間の便を洗い流せば心配無用です。

    回虫症は動物病院にとっては一番ありふれた治療経験豊富な寄生虫疾患です。大事なことは主治医に相談し、駆虫プログラム通りにしっかりと虫下しすることです。たくさんの動物に囲まれて育った動物病院の獣医師の子弟にも回虫で失明した家族の話は聞きません。治...

     2016/09/30 22:30

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  • 排便のない日数の限界は何日か

    質問カテゴリ:
    便・肛門の異常

    対象ペット:
    / ミックス / 女の子 / 5歳 6ヵ月

    今晩は。とても心配ですよね。

     A/D缶を与えているとかなり低残渣のため、ほとんど大腸便を形成しないこともしばしばございます。特に食事量がかなり少量ですと、腸が最大限に栄養を吸収し直腸までなかなかいきつかなくなります。
     ですので10日間ぐらいであれば、大腸便がたまって巨大結腸症にさえなっていなければ様子を見ても良いでしょう。

     しかし、それ以上になってくると別の問題が生じます。たとえ便秘やイレウスになっていなくても、腸粘膜の萎縮が起きる危険性がございます。理由は、腸粘膜の細胞が生きていくのに、かなりの割合を腸内容物から直接栄養吸収する事に依存しているからです。ですので大腸にまで消化された食事が届かない期間が長すぎると、腸粘膜・絨毛が脱落して機能低下を起こしてしまい、その後の体力回復にマイナスになってしまうのです。
     「アペ」などのもっと水分の多い栄養食を併用するか、今お使いのプリン...

     2016/09/30 21:57

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  • 前足にイボ

    質問カテゴリ:
    皮膚の異常

    対象ペット:
    / 柴犬 / 男の子 / 5歳 1ヵ月

    単純疣贅疣贅・過形成と思われますが、病理検査(組織検査・細胞診)を行いませんと断言できません。
    たとえば組織球種や肥満細胞腫や形質細胞腫なども否定できません。
    肥満細胞腫ですと早期発見早期摘出をしませんと、えらい事になります。
    念のため診察を受けた方が良いでしょう。
    お大事にしてください。

     2016/09/29 17:36

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