井上 平太 先生の過去の回答履歴一覧|120ページ目
全2438件中 1191 ~ 1200 件目を表示
-
猫同士は絶対に喧嘩をしないとは言い切れません。
万が一のことを考えるとエイズワクチンを受けておくと良いでしょう。
あまり効果がないというネガティブな情報もあるかもしれませんがそのような事はございません。
以前当院には猫エイズワクチン開発者の一人の獣医師が勤務しておりました。
通常ではありないほどのウイルス量を接種しても7割程度の感染予防効果があるとの事です。
ですので通常の感染経路では、ほぼ阻止できると考えてよいでしょう。
ただし、初回は2から3週間おきに3回のワクチンが必要ですのでご注意ください。
高齢との事ですのでワクチンが受けられるかどうかはかかりつけの先生とご相談ください。
尚、エイズに関しては清潔に飼育し、他の病気にかからない様に健康面に留意しながらこまめに診察を受けていれば、天寿を全うできる子も多数おります。あまり悲観しすぎないようにしましょう。
お大事にしてください。2016/11/08 18:40 -
股関節や膝関節などの関節疾患で良くみられる症状です。そのほか椎間疾患でこのような行動をとる場合もございます。念のためレントゲンを撮ってもらうと良いでしょう。
疑われる病名としては股関節形成不全・膝蓋骨の脱臼・関節鼠・関節症・関節炎・椎間板ヘルニア・変形性脊椎症などがあげられます。
全く別のことを考えると肛門腺や肛門自体にに何か問題があって気にしているのかもしれません。肛門腺炎・肛門腺腫脹・肛門周囲炎などがあげられます。
もちろん取り越し苦労で、何もないと良いのですが、言葉を話せない愛犬が間欠的な痛みにおびえているのでは可哀そうです。お大事にしてください。2016/11/04 23:34 -
- 質問カテゴリ:
- 耳の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ウェルシュ・コーギー・ペンブローク / 男の子 / 12歳 10ヵ月
感受性試験は病院内で検査しているところもございますが、ほとんどの動物病院は検査センターに外注していると思います。ですのでどの動物病院に通っていても検査は受けられるはずです。
2016/11/03 23:58 -
- 質問カテゴリ:
- 耳の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ウェルシュ・コーギー・ペンブローク / 男の子 / 12歳 10ヵ月
しばらく考えましたが私も決め手になる治療法は思いつきません。
ただ、定法通り細菌培養分離同定・感受性試験により最適な抗生物質を選定しなおした方が良いでしょう。しかし、これを行ってもしばらく処方すると、また慢性的に症状が続くことになるかもしれません。
当院でもこのような症例に遭遇する事は良くございます。あきらめて通院を止める方も転院される方も多いのですが、根気よく通われる場合には100年前の治療法と笑われますが、ホウ酸水で洗浄を繰り返して改善する事もあれば酵素剤の局所注入で完治する場合もございます。
抗生物質でいたちごっこになってしまう場合に、漢方薬で緩和する事もございます。外耳炎は耳鼻科疾患というよりも耳にできた慢性皮膚病と考えて頂くと治療の難しさが判っていただけると思います。
お役にたてず、遅い回答で申し訳ございませんでした。お大事にしてください。2016/11/02 22:24 -
言葉が足りませんでした。
上記症例では飼い主・獣医師・医療従事者の話し合いのもとで安楽死が選択されました。
安楽死は義務ではございませんし、人間同様に治療薬もございます。
ただし、治療中は感染拡大を防ぐため相当な注意が必要になる事と思います。
慎重にご判断ください。2016/10/30 00:55 -
犬は言葉が話せませんから人間の精神科のように原因を究明し診断していくことは難しいものです。ただ、状況からかなり愛犬が苦しんでいることは明白です。分離不安症の薬やマイナートランキライザーの一定期間の服用や日本では認可されておりませんがアセプロマジンの微量投与など、薬の力を借りてつっくりと行動療法を併用する事も一法だと思います。
焦点型てんかん発作(部分てんかん)の可能性は排除できません。これを推定してコンセーブまたはフェノバールと場合によっては臭化カリウムの併用で診断的治療を行い効果を観察しても良いのではと私は思います。
パニックを起こすたびに心の傷は深くなります。早めの対症療法が望まれます。薬に頼っても良いのではないでしょうか。お大事にしてください。2016/10/28 22:22 -
- 質問カテゴリ:
- 性器の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド(ロング) / 女の子 / 11歳 3ヵ月
ハルちゃんが甘やかされて飼い主の方をせかしているわけではないことがよく判りました。
ハルちゃんが飼い主に与えている愛情に答えていくことは決して甘やかしではありません。
飼い主には会社・家庭・母校・趣味・フェイスブック・メル友・実家の旧友等たくさんの社会がありますが、犬にとってはあなただけが全部です。
ワンちゃんたちは人間よりはるかに少ない持ち時間を飼い主に対する愛情に注ぎ込んでいるわけですからこれからも大事にしてあげてください。
どうぞお大事にしてください。2016/10/28 22:08 -
桿菌というのは非常に大雑把な診断名です。細菌培養したからには分離同定し場合によっては嫌気性培養もして原因菌を特定した方が良いのではないでしょうか。
次に抗生物質の感受性試験を行い一番効果的な抗生物質を選定してしっかりと投薬する事が原則です。尿pHは標準との事ですが具体的にいくつなのでしょうか。尿pHが中性なのであれば食事療法やサプリメントで酸性に傾けると膀胱炎の治療や再発防止に効果的です。
別件ですが尿比重が低めなのが指摘されていますが今回のデーターでは原因不明です。この原因は種々のホルモン量を測定しないと判断できません。
出血に関しては膀胱炎によるものか腎臓からか生殖器からなのかは現段階では不明です。場合によっては避妊手術を受けるだけで改善するかもしれません。ある種の奇形があり膀胱内に遊離開口血管が存在したり直腸と癒着していたり生まれるつきの脆弱性があるのかもしれません。そうい...2016/10/28 21:53 -
注意
私は人と動物の共通感染症研究会に所属しておりまして症例を存じておりますが、私に治療経験や発症犬の安楽死を行った事実もございません。
ですので当院で確定診断ができるわけではございませんのでご了承ください。2016/10/28 14:44 -
人の結核は犬に感染いたします。最近も犬を飼われている方が結核発症いたしまして、飼い犬の検査を行い結核菌M.tuberukurosisが発見され、さらなる家族への感染拡大を阻止するため安楽死が行われました。
結核菌は宿主特異性が強くなく、種をまたいで感染が起こりえます。しかし、感触として犬は発症しにくい傾向にあると思われます。
ご心配であれば人畜共通感染症に詳しい動物病院で診察を受けるか、微生物学研究室と連携が取れるので大学病院での診察が望ましいでしょう。結核結節がレントゲン検査で判明すれば地域の一般動物病院でもある程度判明しさらに組織を採取して検査すれば診断できますでしょうが、通常は診察経験がないはずですので難しいと思われます。
お大事にしてください。2016/10/28 14:38