井上 平太 先生の過去の回答履歴一覧|121ページ目
全2438件中 1201 ~ 1210 件目を表示
-
- 質問カテゴリ:
- 手・足の異常
- 対象ペット:
- 猫 / ブリティッシュショートヘア / 女の子 / 0歳 8ヵ月
血栓症はあり得ませんのでご安心ください。
おそらくご心配されているのは後大動脈血栓塞栓症の事だと思われますが、その場合には血栓が塞栓した足の麻痺と、その足を頭側に進展させると強い痛みがある事と、何しろ歩行困難になりますので誰が見ても緊急事態が起きていることが歴然となります。呼吸も速迫し目に見えて容態は急変していきます。
気温が下がってくると猫は靴下をはいていませんので足裏は冷えて冷たくなります。また、体温が逃げないように体表の血管が細くなりますので皮温が冷たくなるのは生理的なことです。
何しろ生後10か月で起こる事は通常考えにくいので、取り越し苦労だと思われます。
ただし、他の病気を否定しているわけではないので、ご心配であれば貧血の兆候がないか動物病院で一度見て頂くと良いでしょう。2016/10/23 23:56 -
- 質問カテゴリ:
- 性器の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド(ロング) / 女の子 / 11歳 3ヵ月
本当にかわいそうなほどおなかがすいているのか・胃腸が丈夫すぎて消化が早いのか・吠えると食事がもらえることを学習してわがままになっているのかが考えられます。
スマートな体型で生活習慣病がなければ、食事の回数や量を増やしても良いでしょう。これは血液検査数値や体重や体型をモニターしながら適切な良を判定しなければなりません。
適正体重が維持できているのであれば、わがままを聞いてくれる飼い主に甘えてしまっているのかもしれません。その場合には食事は必ず飼い主の後で時間はいい加減にして飼い主の都合でバラバラにすることを心を鬼にして続けなければいけません。
胃腸が丈夫すぎて消化が早いのであれば、満腹感サポートやW/Dなどを代表とするメタボリックに対処した食事に切り替えるのも良いでしょう。
ただし、高齢の域に入りつつあるので食事療法は自己判断ではなく主治医と相談しながら決めてください。2016/10/21 22:11 -
今使っている抗生物質に対して耐性菌になっているのかもしれません。
感染している菌を培養して同定するだけではなく抗生物質感受性試験を行った方が良いでしょう。
最適な抗生物質が選定されたら、それを外用だけではなく内服して中からも効かせていくことが肝要です。
これで改善しない場合は体質が関与している可能性がございます。
食物アレルギーを疑い食事療法を取り入れる事や、十味敗毒湯などの漢方薬を併用する事も効果があるかもしれません。
内科的治療がすべて無効の場合には手術を行う事も考慮しないといけません。
ただし、その前に試すべきことは色々あるのではないかと思います。
お大事にしてください。2016/10/21 21:56 -
今晩は。
ずっと一緒に暮らしている飼い主の方が何かがおかしいと気づく場合には本当に何かがあることが多いものです。
我々は血液検査結果にとらわれずに、この事を真摯に受け止めるべきだと思っております。
さて、T4の結果ですが、一般的にこれだけで甲状腺の事を診断するのは危険です。T4は種々の要因により変動いたします。
FT4とTSHを測っておいた方が良いですし、そもそも高コレステロール値なのでしょうか。
これらが正常であれば別の面から原因を究明された方が良いでしょう。
取り越し苦労だと良いのですが。お大事にしてください。2016/10/19 21:46 -
- 質問カテゴリ:
- 性器の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド(ロング) / 女の子 / 11歳 3ヵ月
乳がんの手術に関しては色々な角度から動物の状態を診て判断していきます。手術をするリスクとしない場合のリスクと、どちらが大きいのかをよく考えないといけません。肺などへの転移がないかどうかを調べておくことも重要になります。
11歳ともなると乳がん以外にも慢性病を患っていることも多いものです。心電図や血液検査やレントゲン撮影を行い、その上で獣医師に総合的に判断して頂き、最終的には飼い主が決定する事が重要です。飼い主に内緒で手術をすることは不可能です。どの動物病院でも飼い主の承諾なしに手術を受け付けることはできません。
手術をするのは早くても来春との事ですが、犬の6か月は人間の2年に相当します。手術ができるかどうかはまたその時にあらためて考えないといけないでしょう。ただし、遅れれば遅れるほど手術のリスクは高くなるので、手術をするべきではないと判断される可能性が高くなることと思います...2016/10/18 23:41 -
食欲がなくなり、ストレスと診断されました。寝てばかりで心配です。
- 質問カテゴリ:
- 食欲の異常 / その他
- 対象ペット:
- 猫 / スコティッシュフォールド / 男の子 / 9歳 1ヵ月
スコッティッシュフォールドが食欲不振になっている場合に、ストレス以上に多いのが手足の痛みです。
季節の変わり目や高齢になると、スコッティッシュは手足首の関節に異常があるので、そこが痛くて食欲不振に陥ることが良くございます。
この場合は鎮痛剤や消炎剤で効果的に食欲を出させることが出来ます。
拝見していませんのでごく一例だけですのでよく見てもらってください。
ただ、猫の痛みは我々獣医師でも見落としがちですので、一度試してはと思います。
お大事にしてください。2016/10/17 19:28 -
2方向から撮影して立体像を把握しないと何とも言えませんが、内視鏡で見ながら引っ張り出すには少々大きすぎるかもしれません。やはり摘出には手術が必要と推定できます。
一般的には11歳は人間で60歳くらいなので手術困難な年齢とは申しませんが、リスクは個体別に異なりますので主治医の先生がリスクがあるというのであれば拝見していない獣医師が大丈夫とは申せません。
要は嘔吐などの症状があり食道に詰まったり小腸に閉塞を起こして急性の症状が出た時に飼い主の方が動物病院に連れて行けるかどうかです。
連れていけない、あるいはそもそも観察できていないのであれば慎重に体の状況を検査して麻酔手術のリスクを評価すべきでしょう。
以前に調印でも5年前にゴルフボールをの呑み込み、15歳になってから腸閉塞をお越し緊急手術をして摘出を行ったゴールデンレトリーバーがいました。健康診断を行ったうえでご判断ください。
...2016/10/16 16:27 -
診察なしの薬の処方は獣医師法違反となり、獣医師自体が逮捕される危険性がございます。
万人が見ているこのサイト答える限り、受診なしの処方は無理としか言えません。
この件に関しては個別にかかりつけの先生とご相談ください。
申し訳ございません。2016/10/14 00:13 -
- 質問カテゴリ:
- 鼻の異常
- 対象ペット:
- 犬 / バーニーズ・マウンテン・ドッグ / 男の子 / 10歳 10ヵ月
見て頂いた獣医師の仰る通り、歯根膿瘍・鼻腔腺癌などの鼻の中の腫瘍をまず疑うべき所見です。他には白血病や自己免疫性血小板減少症も否定できません。歯の問題は口腔内を目視して判断できる場合もございますが、鼻腔や副鼻腔の問題や歯根や歯槽骨の状況を確認するとなると、レントゲンが必須です。
レントゲンは非常におとなしい子であれば麻酔なしでもできるかもしれませんが、大型犬であると保定者の被ばく量も小型犬より多くなるし、麻酔下の方が正確な撮影ができるので、たとえ飼い主が保定するという事でも許さない動物病院が一般的です。(本来はこれが正論です)
麻酔が心配であれば、先ずは血液検査を受けて白血球や血小板の状況を確認し、これに問題がなければ診断的治療と言いますが抗生物質に反応するかどうか処方を受けるのも一法です。
ただ、バーニーズは腫瘍の発生頻度が高いので、主治医の先生の説明された通りしっかりとし...2016/10/14 00:05 -
おそらく腎不全はさらに進行しており、尿毒症も脱水も悪化していることが危惧されます。コバルジンからネフガードに変更した時、あるいは定期的にネフガードを処方される時に主治医の獣医師から注意点は指示されていましたでしょうか。
コバルジンとネフガードを比べますと尿毒症物質の選択性も吸着率もネフガードの方が劣ります。ただ、散剤ではないので飲ませやすいというメリットとリーズナブルであるという事は言えましょう。コバルジンあるいはメルクメジンに戻すことをご提案いたします。便秘になっているのはおそらく脱水を少しでも改善しようと体が便から最大限に水分を吸収している事によります。
通院がストレスという事ですが、すでに自宅での食事療養で改善きるステージではないと思います。できるだけ早急に動物病院で脱水の改善とセミントラやフォルテコール等その他ACE阻害薬の処方や電解質やリンの補正を始めましょう。
法的...2016/10/12 18:01