杉浦岳 先生の過去の回答履歴一覧|13ページ目
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はじめまして。心配ですね。
後ろ足だけがふらついている状態であれば、腰のヘルニアでも、腰椎の腫瘍でも、その他の神経の異常でも同様の症状が出る可能性が高いです。残念ながらレントゲン検査だけではそれらを鑑別することは難しいことが多いため、ヘルニアを疑って治療しても治りが悪かったり繰り返したりする場合はその他の異常を疑います。
ちかちゃんはチワワで5歳ということであれば、それほどヘルニアが多い犬種でもありませんし年齢的にもまだ若い方なので、やはり「なぜ今の症状が出ているのか」はきちんと検討しておいたほうがいいと思います。そのためには可能であればMRIやCTの検査が理想です。
腫瘍の場合はできている場所や種類により、手術をしたり放射線療法をしたり抗癌剤をしたりします。
また、ヘルニアの場合もCTやMRIでより詳しく評価できるため、程度によっては手術による治療が適応になる場合もあります。
「ヘルニアの可能性...2014/05/14 13:25 -
- 質問カテゴリ:
- その他
- 対象ペット:
- 犬 / ゴールデンレトリバー / 性別不明 / 年齢不明
はじめまして。
高齢になってからの発作なので、何らかの原因が脳内・体内にある可能性があります。それがあれば何をやってもコントロールが難しい場合もありますので、本当はMRI検査を受けるのがいいと思います。発作やその他の症状がひどくなってからはなお検査が難しくなりますから、今のうちにしておくというのもひとつの方法です。13歳はたしかに高齢ではありますが、内臓機能などに大きな問題がないのであればそれほど危険が伴うものではないと思います。
それについてはすでに主治医の先生とご相談されていると思いますので置いておくとして、ご質問の内容にお応えします。
まず、フェノバルビタールとゾニサミドについて、獣医師が使い慣れているかどうかにもよりますが、今はゾニサミドが主流になってきているように感じます。お書きになられているように副作用が少ないことが理由です。
切り替えの際にぐったりするというのはよく分か...2014/03/01 15:52 -
- 質問カテゴリ:
- 歯・舌・口の異常 / ケイレンをおこす / 食事、栄養について
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド / 性別不明 / 年齢不明
はじめまして。
高齢になるに従いいろいろな病気が出てくるもので、こうした問題は常に悩みます。
特に歯の問題は、犬の苦しさは人間に分かりませんので、本当にその処置をした方がいいのかというのは悩ましいと思います。
・麻酔について
100%安全な麻酔はありませんが、獣医師は少しでも100%に近づくように努力して麻酔や処置を行います。現在のダックンの全身状態をきちんと把握した上で処置をおすすめしているのだと思いますから、どのくらいのリスクがあるのかについてよく話をされておくのがいいでしょう。
・根尖膿瘍について
抗生剤の投与で落ち着いてもすぐ他に出てくること、グラグラしている歯があることからも、やはり全身麻酔での処置が必須です。後は麻酔や体の状態でのリスクと、この処置をするメリットのどちらに重点を置くかによります。歯のグラつきや、現状では口の中で細菌が多量に存在するということ自体が体にとってす...2014/03/01 15:26 -
はじめまして。
猫では2〜3日食べることができないだけでも命にかかわる場合があります(特に太っている猫の場合)。食べていても全部吐いてしまっていては同じことです。
それだけ吐いたり食欲がなかったりという状況はやはり普通ではありません。猫ちゃんの性格によってやはり検査が難しい場合もありますが、開腹手術となればそれなりに「開腹することで異常が見つけられる」という確証がないとやりづらいものですよね(これは獣医の側からでも同じです)。
文面からは食べたものをほとんど全部出してしまっているようですので、あまり様子を見すぎるのも得策ではないと思います。獣医師とよく相談の上、検査、麻酔のメリット・デメリットを考えてベストな方法を見つけてあげてください。
あまり様子を見すぎないほうがいいと思います。解決することを願っています。2014/01/31 09:38 -
はじめまして。
BUNだけを考えた場合、昇する原因にはいろいろありますが、大きく分けると腎前性、腎性、腎後性の3つになります。文字通り、腎臓が悪いのか、その前後が悪いのかといった意味合いです。
腎後性は腎臓から先で尿の排泄ができないことが原因なので、現時点で排尿がきちんとできていれば問題ないでしょう。
腎性は腎臓そのものの異常できちんと尿が作れない状態です。腎臓の形や構造の異常がないか、その他腎臓の検査項目がどうか、後述する腎前性の異常が見つからないかどうかなどによって診断します。
腎前性は、腎臓以外の問題によって起こるものです。心臓がとても悪いとか、消化管出血が持続しているとか、高タンパク食を食べているとかといったところが多いですが、ちゃこちゃんの場合は心臓と血便が気になるところです。この辺りはかかりつけの先生が心臓や血便がBUNが100を超えるほどの状態なのかどうかといったことで判断され...2014/01/27 22:16 -
はじめまして。
あまりいい状態ではなさそうですね。
胃腸炎はもちろん犬でもありますが、単純なものであれば数日あれば改善する可能性が高いように感じます。お薬(何かよくわかりませんが)を投与しているのに治らないのであれば、もし胃腸炎だとしても治らない原因が何かあるのではないかと考えます。
例えば「健康診断」のような検査は通常健康なときに行うものですが、「なぜ調子が悪いのか」ということが身体検査で判断できない時や、異常が疑われた時にそれを確認するようなときにも検査が行われます。身体検査の他には血液検査やレントゲン検査、超音波検査がそういったものと指定比較的一般的に行われると思います。
待っていて体調が戻るものであればそれから検査ということもありえるでしょうが、待っていて今よりも体調が悪くなってしまっては出来る検査もできなくなってしまうということもありえます。
処方されたお薬を与え、指...2014/01/24 11:18 -
はじめまして。
6歳のワンちゃんであれば人間の中年期にあたります。様々な病気が考えられる年齢ですので心配ですね。
一般的には抱っこしたのが始まりであること、きゅんと吠えたということなのでどこかが痛い可能性が高いと思います。動きも悪いようですし、自分で動いただけでも鳴き声を上げるというのはやはり痛みがあるのでしょう。
どこが痛いのかは自分で話してはくれませんので、ぜひ動物病院に連れて行って診察を受けてください。獣医師がきちんと診察すれば、どの部位からの痛みなのかをきちんと判断することができます。場合によってはその部位をレントゲン検査することで痛みの原因が確定できます。確定できない場合でも痛み止めで痛みをとったり、処置をしたりして経過を見ることである程度の診断がつけられるはずです。
痛いままもう一週間近くが経過してしまっているようですので、これ以上様子を見るのは得策ではありません。ぜ...2014/01/10 09:36 -
はじめまして。ROYちゃんはとても愛されているんですね。
腎臓が悪くなってきた場合、ネコちゃんにご家族がしてあげられることは、快適に過ごせる環境を用意してあげること、美味しく食べられる(できれば腎臓用の)食事を探してあげること、お薬を飲ませてあげること。ここまでは十分されているということですね。
これにプラスしてしてあげるといいのが水分補給です。
BUNやクレアチニンは体内に蓄積している尿毒症物質という有害な物質の量を示しています。これが増えると調子が悪くなります。腎臓が悪いと尿中への排泄がうまくできなくなってくるため、尿量を増やして少しでも排泄しやすくします(ちなみに食事の変更は尿毒症物質が出来る量を少しでも減らし、お薬は尿毒症物質を腸(便)へ少しでも出して体内の量を減らすことを目標としています)。
水分補給するには
・食事中の水分を増やす・・・缶詰フードにするなど
・飲水の機会を増...2014/01/10 09:30 -
はじめまして。
初めて犬を飼われるのでしょうか?できれば何種類か子犬の飼い方などの本を読み勉強されるといいです。基本的な知識は必要ですよ。
水はどのくらいのみますか?犬の体重、体格、年齢、運動量などによっても必要とする水の量は変わります。大型犬の子犬なら500mlくらい平気かもしれませんし、1kgしかない犬がそんなに飲んでいればおかしいです。ですから、様子が気になるのであれば動物病院に行って相談をしてはいかがでしょうか。
トイレはきちんとしつけをしなければ勝手に犬はしてくれません。生後4ヶ月であればまだしつけをしている最中で、その月齢で完璧にトイレを覚えていることのほうが少ないとお見ます。ペットシーツにさせる方法は上にも書きましたが「犬の飼い方」など書いてある本を数冊読めば一般的な方法は乗っていると思います。子供のトイレと一緒で一度教えたらそれでおしまいというものではありません。
散歩につ...2013/12/11 09:51 -
はじめまして。心配ですね。
現在の数値を見る限り、どれも異常に見えてどこからするのがいいのかはわかりません。バイオプシーもCTも、リスクも含めてきちんと説明を受けており、治療の選択肢に入れられる環境に(設備的に)あるのであれば、かかりつけの先生が一番いいとお考えのものから順にやってはいかがでしょうか。もしくはCTの際には麻酔をすることになると思いますので、一緒にバイオプシーをするということも選択肢になると思います。
何もせずに時間だけ経過するのが一番危険です。納得できる方法を選択してあげられるといいですね。2013/11/30 19:27