今本 成樹 先生の過去の回答履歴一覧|33ページ目
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今本です。
皮膚腫瘍も小さい場合には、局所の麻酔でレーザーなんかでとったりすることも可能ですし、短時間ですむものです。ただ、麻酔にはリスクがありますので、複数回の麻酔は避けたいとおっしゃるのもわかります。
短期間での連続しての麻酔というのは、どうなの?
ということですけど、それはその子の状態により変わりますけど、絶対に大丈夫とは言えないのが現状です。危険性としても、1%以下ですけど、少しでもリスクがあると、、、、この話は、トップページの二本松先生のコラムを参考にしてください。
膝蓋骨の話ですけど、手術するかどうかは、その程度や、痛みの程度、安静にしばらくしてみてどう改善したかにより変わります。
私も、同時に全く関係ない部分の手術はしないかもしれません。
命がけで麻酔をかけるのですから、納得いくまで話し合ってから決めてあげてください。
おだいじに。。。2006/12/10 18:50 -
今本です。
腎臓の大きさですけど、そこまで小さくなっている場合には何らかの変化が腎臓にあることが考えられます。また、血液検査において、BUNや、Creなどの変化、リンの変化などを追っていくことで、ある程度の予後の推測は可能です。同時に、腎臓を保護してあげるような内服薬の併用がお勧めできます。
しかし、今回は、内科的というよりも、ホリスティックという感じの体に優しい治療法を求めておられるようですので。いくつか紹介します。
活性炭の製剤などは、食餌に含まれる腎臓に悪いものを吸収してくれたりします。それ以外にも、蚕の繭からで来たものがいいとか、ジャガイモの茹で汁がいいとか(ヨーロッパの民間療法)など、様々あります。どれがいいと言われたら、個体差がありますけど、効果がある方法に巡り会えば幸せなものです。
ただ、透析などが可能な病院は限られますけど、そういった治療法で一時的に調子を上げていくこと...2006/12/09 17:45 -
今本です。
頚部の腫瘍では、本当に周辺に重要な血管や神経などが走っているために、大変なことがあります。転移の検査ですけど、レントゲンでは、2mm以下ではわからず、エコーでは、1mm以下の転移病巣は判断ができません。
さて、質問にお答えさせていただきます。
1、ですけど。入院のストレスは、たしかにあると思います。高齢ということもあり、ストレスをかけないなら、ストレスのかからない方法を選択するのも方法です。
2の答えです。
抗癌剤。確かに、頚部の腫瘍では、効果は薄いですし、結局全部殺せるものではないことを考えると、副作用もあり、このあたりは、担当の先生と相談していかないといけないと思います。
写真と、お話だけではわかりかねるものもあります。
向こうには、専門のオンコロジストがいますので、そういった先生と相談されることがいいと思います。
代替療法で、何かいいものを選んでみるのもいいかもし...2006/12/09 16:41 -
- 質問カテゴリ:
- 対象ペット:
- 犬 / ラブラドールレトリーバー / 性別不明 / 年齢不明
今本です。
設備がないと、正直わからないこともありますけど、まずは、全身をよく触ってもらって(きっと日本よりも、中国の方が、そういうものは優れていると思います)、聴診器で、よく心臓と肺の音を聞いてみてもらってください。そして、可能ならばレントゲンと、血液検査。(ないんですよね・・・)です。
心臓から来るもの、てんかん発作、脳神経の異常、体内の様々なもののバランスの異常(血液検査でわかることがあります)など、現段階の話であれば調べるところがたくさんあります。
発作を起こしたら、まずは、目(眼球)の動きをみてください。
それと、舌の色に変化がないか?どのような姿勢で発作を起こしているか?などをチェックしてみてください。
そして、それを担当の先生に告げてみてはいかがでしょうか?
おだいじに、、、2006/12/08 17:25 -
今本です。
続けての服用の場合には、慎重に行うものもありますし、連続投与が可能なものもあります。一応の指示通り処方しますが、連続投与でも、あまり問題となった経験は私の中ではありません。
長期投与では、おなかの方がゆるくなったり、吐き気の回数が増えたりします。何かあれば、まずは相談してください。
小型犬では、膝蓋骨の異常というのが多いですね。
一応、周辺の靭帯なんかも確認しておくことが多いです。
そういった場合には、関節の中の液体にいい作用を及ぼすサプリメントを使ったり、注射薬を使ったりします。そのへんは担当の先生と、相談してみてください。
腎臓の処方食と、心臓の薬。これを最重要で与えていってあげてください。また、心臓の方にも関節のほうにも、体重管理は重要です。
おだいじに。。。2006/12/08 17:18 -
今本です。
何か変わったものを食べたとか、そういったことはないでしょうか?
また、病院へ行って何か検査は受けましたか?
こういった場合には、まずは疑われる疾患に対しての検査を受けることがすすめられます。神経の異常なのか?脳内での何らかの変化なのか?それ以外のことなのか?そういったことも含めて調べていく方がいいと思います。
人へ感染するかどうかは、病気の名前などがわからないと、お答えできません。すいません。
2006/12/07 17:15 -
今本です。
かかりつけの先生のおしゃることでいいと思います。
ただ、マージンを取るというのは本当に難しいもので、膝とか関節などにかかってくると大変です。
保存的なものであれば、放射線療法や、抗癌剤、免疫療法、、、、
あまりに大きくなったり悪性度の高いものでは、最悪断脚なども視野に入れた治療が考えられます。
犬の腫瘍で人と違うのは、やはり転移したり、再発したときの大きくなる速さです。可能な限り早い目の対処が求められます。人の腫瘍の先生と話をしていて、その中で症例の経過を話してみたら、「犬の方は、早いねぇ。」と言われました。術後の回復も早いのですけど、腫瘍の再発も人と比べて早いんだそうです。
外科手術の第一回目の手術が、根治の為の最大のチャンスです。
二回目に手術する場合には、もう再発しないように本当に大きく切りとります。何か出来るうちに何かしてあげてください。
おだいじに・・・。2006/12/07 17:10 -
今本です。
写真は見ていないので、わかりませんけど、中に何か液体のようなものがある場合や、感染を起こして中に膿がたまっているようなしこりの場合には、重力で微妙に場所が変わった印象があるのかもしれませんね。
それにしても、しこりの場所が全部リンパ節に共通した場所なのが気になります。検査の結果を早く出してもらって、診断が早くつくといいですね。
おだいじに・・・・。2006/12/07 16:59 -
今本です。
遺伝的に、ダニに対しての免疫不全というのが、アカラスの原因となっていることもあります。担当の先生がおっしゃっていることは、ひじょうにまっとうな方法であると思います。
アカラスというのは、何度か再発を繰り返すこともあり、親が今だに保有している可能性も否定できません。従って、免疫機能の弱い子犬に対してそのままうつしてしまうこともゼロではありません。
免疫機能の弱い個体では、確かに致死的となる事もあります。それは、病気によるものもそうですし、この疾患への特効薬の副作用がひどく出ることによるものです。
全身性のアカラスも、常染色体劣性遺伝と言われていますので、これらの遺伝子を交配に使うべきではありませんし、使うことで、後々、これらのリスクのある子を交配にわかって使ったというのであれば、責任を問われることになるかもしれません。一代限りの飼育にとどめるのは、今いる子で止めてあげる...2006/12/07 16:57 -
今本です。
元気で、食事は食べるのに、体重が減る。。。
運動が多い(多すぎる)とか、食事の吸収が悪いなんてことが考えられます。通常は、このくらいの年齢では、体重はキープもしくは、微増です。
やたら食べるようですけど、それ以外に特徴はありませんか?
やせてきたとか、お腹だけが出てきたとか、なんか皮膚病が多くなったとか、毛がやたら抜けるとか、、、何か当てはまったら、一度血液の検査をしてみてはいかがでしょうか?
栄養状態もある程度把握できると思います。
おだいじに・・・2006/12/06 11:17