だいじょうぶ?マイペット

井上 平太 先生の過去の回答履歴一覧|103ページ目

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  • これは一般論ですが、高齢動物のクッシング症候群は慎重に治療しなければなりません。
    クッシングによる多飲多尿を改善する事によって今まで隠れていた腎不全が顕在化し、尿毒症が起こる事があります。
    また、クッシングを過剰に治療すると逆にアジソン病になってしまい高カリウム血症により心停止を起こす危険もございます。
    血液検査をまめに行い慎重に副腎をコントロールしないと危険です。

    次に、肺炎か肺水腫かですが、これは心臓の状態を正確に評価しなければなりません。
    僧房弁閉鎖不全が確かであれば、肺水腫が起きている可能性は高いですが肺炎は否定できません。
    肺水腫は肺に水が溜まるわけではなく、血管からにじみ出た血漿で栄養豊富です。免疫力が低下していればそこに細菌が繁殖し容易に肺炎になります。
    どちらかではなく両方が起きていることを考慮しなければならないでしょう。

    ただ、この記述はあくまでも机上の論理です。...

     2017/06/28 00:31

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  • しっぽの痛み

    質問カテゴリ:
    その他

    対象ペット:
    / トイプードル、シーズー / 男の子 / 0歳 7ヵ月

    尾端に外傷があるか、化膿しているのかもしれません。
    尾椎の骨折や脱臼の可能性もあります。
    単純に皮膚病があるだけかもしれませんが、先ずは動物病院に行きましょう。
    お大事にしてください。

     2017/06/26 01:20

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  • 病気の可能性があります。

    質問カテゴリ:
    目の異常 / 便・肛門の異常 / 吐き気

    対象ペット:
    / 柴犬 / 男の子 / 14歳 10ヵ月

    どのような病気でも進行して衰弱しますとこのような症状に陥ります。
    既に食欲もなく動けなくなって5日目になるようですが、一刻も早く病院に行きましょう。
    拝見していない獣医師としては、診断も対処法も判りません。
    少なくとも飼い主様にできる治療法のアドバイスは見つかりません。
    お力になれず申し訳ございませんが、ご両親を説得するか、ご自身の負担できる範囲を明確にして動物病院を受診してみてください。
    お大事にしてください。

     2017/06/20 01:23

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  • エアプランンツは俗称でチランジアの仲間としてお答えします。
    チランジア属はパイナップル科の植物で、この仲間で動物に毒性にある種は今のところ確認されておりません。
    ですので、チランジアに関してはもし食べてしまっても大丈夫でしょう。
    ただ、それ以外の熱帯植物の観葉植物類は毒性のあるものが非常に多いです。
    おそらく熱帯のジャングルで生き延びるために植物は毒を持ち、その毒に強く昆虫や小動物は進化し、さらに植物は毒性を強くする・・・の競争の結果でしょう。
    有毒の園芸植物にはたくさんの種類がありここで列挙するには紙面が足りません。
    当院にご住所のメールをいただければ、ご質問者に限り私の書いたペットに危険な有毒植物の本を一冊送ります。
    あるいは、置きたい植物を書いていただければそれに関してお答えいたします。

    ただ、フクロウは積極的に有毒植物を犬や猫のように食べてしまうリスクは低いと思います。

     2017/06/17 23:28

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  • 尿結石、及び膀胱炎の今後の治療について

    質問カテゴリ:
    尿の異常

    対象ペット:
    / ミックス / 男の子 / 9歳 3ヵ月

    雄猫の尿路閉塞症の治療は、閉塞による排尿停止から早ければ早いほど治療期間は短くなります。
    2日目になると膀胱の内側は潰瘍や亀裂が入り、そこから出血が始まります。そうなってくると血餅による閉塞を起こしますので、何度も尿閉塞を繰り返しその度にカテーテルを挿入して閉塞を解除するか、カテーテルを縫合留置して自宅療養で時々拝見するかになります。
    どちらが良いかは個々に異なります。尿毒症が酷く食欲がなければ、連日の通院あるいは入院が必要でしょう。

    細菌感染がコントロールできているか・膀胱粘膜の損傷の度合いはどの程度か・全身状態は良いか・処方食は受け付けているか・膀胱内の結石の大きさや数・確実に投薬できる子かどうかにより治療計画は異なります。

    尿路閉塞症の治療は一頭一頭異なりますので一般的な治療というものは存在しませんが、治療法の選択肢としてはあり得るものです。
    通院が無理なのであれば、次善策を検...

     2017/06/12 00:26

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  • 甲状腺機能低下症?

    質問カテゴリ:
    耳の異常 / 皮膚の異常

    対象ペット:
    / 柴犬 / 男の子 / 12歳 10ヵ月

    柴犬で12歳ですと多かれ少なかれ聴力が低下してきます。
    甲状腺機能低下症と難聴の発生率に関しては申し訳ございませんが判りません。

     2017/06/10 23:00

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  • 甲状腺機能低下症?

    質問カテゴリ:
    耳の異常 / 皮膚の異常

    対象ペット:
    / 柴犬 / 男の子 / 12歳 10ヵ月

    不確定なものが多いため、プレドニゾロンを止めて大丈夫かどうかは止めてみないとわかりません。
    一般的な柴犬の体重ですと0.25mg/㎏位でしょうから、止めてショックを起こす事は無いでしょうが、皮膚症状の悪化や食欲不振は起こるかもしれません。
    アジソン病は無いか・電解質特にカリウム地はしっかりとモニターした方が良いでしょう。

    ただ、今が絶妙なバランスでコントロールされており、医原性のクッシングが発症していなければ、そのままチラージンを使い始めてからプレドニゾロンを様子を見ながら減らしても良いのではないでしょうか。

     2017/06/09 23:49

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  • 甲状腺機能低下症?

    質問カテゴリ:
    耳の異常 / 皮膚の異常

    対象ペット:
    / 柴犬 / 男の子 / 12歳 10ヵ月

    これは私の私見と考えてください。
    良い状態を維持しているのは主治医の先生です。

    理論上はステロイドはTSHの分泌を抑制しさらにT3・T4が低下すると言われますが、T3・T4低下によるフィードバックでTSHが上昇する作用は健康体ではかなり強力な印象です。
    ですので、今ご使用程度のプレドニゾロンでT4・FT4・TSHすべて低い場合は、下垂体性甲状腺機能低下症を疑っても良いと思います。
    各種負荷試験や脳MRIでさらに確定できるでしょうが、年齢を考えるとそこまで検査をシビアに行わなくても診断的治療として、チラージンを投与する事に私も一票投じます。
    ちなみに補助的な療法としてR&Uと言う酵母菌株と十味敗毒湯の併用が、理論は証明できませんが数例で高い評価が得られました。

    お大事にしてください。

     2017/06/09 00:05

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  • くしゃみが止まらない

    質問カテゴリ:
    鼻の異常 / のどの異常 / その他

    対象ペット:
    / シーズー / 男の子 / 9歳 10ヵ月

    今晩は。
    2時間も続くとさぞや心配だった事と思います。

    高温多湿の今の時期に起こったとすると先ず押さえておかないといけないのは、僧房弁閉鎖不全などによる心臓のうっ血で気道分泌が多くなっていないかどうかです。この場合には緊急性があります。
    この場合には普段から運動不耐性・発咳・舌の色が悪い・夏場の呼吸数の亢進などがある事が多いですが、いかがでしょうか。

    上記の事がなければ、副鼻腔炎・歯根膿瘍・軟口蓋過長・何らかのアレルギー・副鼻腔内の腫瘍(鼻腔腺癌)などが疑われます。
    近日中に診察を受けた方が良いでしょう。
    シーズーなどの短頭種は呼吸器系の疾患が重症化しやすいので早い段階での治療が肝要です。

    お大事にしてください。

     2017/06/07 22:49

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  • 血液検査の結果について

    質問カテゴリ:
    その他

    対象ペット:
    / チワワ(ロング) / 男の子 / 12歳 7ヵ月

    BUN以外は取り立てて問題の無い血液検査結果ですね。
    ただし、やはりBUNがなぜ高いのかは早急にはっきりさせないといけません。
    腎不全なのか、心臓のうっ血が原因なのか・・・
    血液検査ではっきりさせようと思った場合にはSDMAとPRO-BNPを測定しますとBUNが高い理由が腎不全なのか心不全なのかがもう少し推定しやすくなります。
    また、胸部レントゲンや心電図も重要だと思います。
    食欲があるうちに確定診断を行わないと、これから高温多湿になるとさらに症状が発現してしまう危険がございます。
    お大事にしてください。

     2017/06/07 00:02

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