杉浦岳 先生の過去の回答履歴一覧|20ページ目
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- 質問カテゴリ:
- 歯・舌・口の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアシュナウザー / 性別不明 / 年齢不明
はじめまして。心配ですね。
エプーリスというのは見た目に口の中にカリフラワー状のものがあるものの総称できちんとした診断名(悪性良性を含めて)ではありません。ですからはっきりさせるためには切除するなどしてきちんと検査をする必要があります。残念ながら口の中の処置はほとんどの場合全身麻酔を伴いますので、年齢と言うよりは心臓などを含めた内臓の状態などを考えて、麻酔をかけて検査をするメリットがあるかどうかを考えなければなりません。
今回の場合は顎が腫れて鼻血が出るほどということなので、ご想像されている通り食事や呼吸に影響が出てくる可能性はありそうですね。18歳8ヶ月でもできるだけ苦痛を取り除いてあげられる可能性を求めるのであれば、全身麻酔をしての検査や治療が出来る方法を考えるといいでしょう。
一番いいのは、かかりつけの病院から大学病院や二次診療している病院を紹介してもらうのがいいでしょう。関東...2012/12/04 11:37 -
はじめまして。心配ですね。
尿の回数は飲水量や体調などにより大きくかわります。基本的にはまだおうちに来て4日目ということで他に健康状態に問題がなければ心配し過ぎないで、獣医師の指示があったように尿検査をされるのがいいでしょう。
以下に一般的なこととして記載しますが、診察をしていないのでくろちゃんに当てはまるかどうかはちゃんと診断を受けた上で判断してあげて下さい。
成猫では通常は一日1〜2回の排尿のことが多いですが、子猫ではそれよりも排尿回数が多いのが一般的だと思います。
飲水量が増えると尿量も増える(逆に尿の濃縮ができずに尿量が増えるとそれで飲水量が増えることもある)。フードがドライフードなら食事中の水分は殆ど無いのですが、缶詰のフードでは水分量が多くなります。生後3〜4ヶ月ということなのでないと思いますが、例えば猫用のミルクを与えていれば水分摂取量が増えます。同様にフード以外に...2012/12/01 13:01 -
- 質問カテゴリ:
- 皮膚の異常 / その他
- 対象ペット:
- 犬 / ウェルシュ・コーギー・ペンブローク / 性別不明 / 年齢不明
こんにちは。
しこりの診察は触ったり見たりしただけで正確にできるものではありません。ましてやおさわりになられたものを文章で表現したものだけで「病院に行かなくても大丈夫です」という事は言えません。2cm×6cmと言うとかなりの大きさですから、むしろ一刻も早く病院に行って診察を受けるべきです。
しこりの診断を正確に行うには、その中身を調べる必要があります。これには針生検という細い針で中身を見て調べる検査や、切除生検と言ってしこりそのものを切除して中身を調べる検査などがあります。この方法は最先端の獣医師であろうが昔気質であろうがかわりませんし、「職人」というレベルの獣医師であればもちろんやっていただけると思います。
それからどの病院にかかるにしても、かかる以上は診ていただいた先生のいうことをきちんと信頼出来る病院を選ばれるべきです。その部分が信頼できなければ、診察の結果が「信用できるかどうか...2012/09/13 08:54 -
こんにちは。
高齢になってのいつもと違う様子。心配ですね。お水を飲む量や排尿の量など、よく見ていないとなかなか気づかないところです。特に病院で身体検査をしただけではわからない部分です。
尿の異常は尿を病院に持っていくだけでも検査が可能です。
飲水量は測定することで(一日何ml飲んでいるかを)異常が分かる場合もあります。
血液検査が正常だから体が正常というわけではありません。
気になる点があれば何度も先生に確認してみるのがいいでしょうし、先生に聞きづらければ受付で看護師さんに相談されるのもいいと思います。
後から後悔しなくてもいいように、気になることはきちんと解決しておきましょう。2012/09/13 08:42 -
はじめまして。
健康な犬にバリウムを投与すると、通常5〜6時間もあれば検査は終了します。それが時間が掛かるということは、胃〜腸のものの流れが極端に悪くなっているということを示しています。これには腸の閉塞、腸の運動性が極端に悪くなるなどといった原因が考えられます。
もちろんその他の検査の結果などにもよりますが、お腹の中の検査は外から調べてわかることはどうしても限られてしまいます。腸の問題が強く疑われるのであれば、開腹して原因を追求する(そして出来れば原因を取り除く)ことが必要になります。
よく先生と相談して最良の方法を決めてあげて下さいね。2012/04/11 08:38 -
はじめまして。
おっしゃられるように実際に見てみないことには判断が難しい状況ですので、ある程度一般的なものとしてお読みください。
口内炎は「多い」疾患ではないと思いますが、全くないわけでもありません。
まずはエイズ、白血病の検査が「きちんとした時期に」行われているかどうかです。例えば保護してすぐに検査した場合、直近2ヶ月程度に感染していると検査で検出できない場合があります。ですから疑われるような症状がある場合は時間を開けて再度検査をしてみる必要があります。
単純に「歯肉炎だけ」ということは少ないため、齲歯や歯石の付着がないかどうかも問題です。これらがある場合はそれが刺激になっている可能性が高いため、全身麻酔での歯石除去や抜歯が必要です。
齲歯や歯石がない場合は歯そのものが原因になっている場合、歯肉の腫瘍などの可能性なども考えられます。これらも全身麻酔での検査や処置が必要になります。...2012/03/02 14:19 -
はじめまして。
お腹の調子はいいようでひとまず安心ですね。
涙や唾液の中にはいろいろな細菌が住んでおり、その最近の中に茶色い色素を作る菌がいて、それが目の周りや口の周りの被毛に長くとどまると涙やけやよだれやけの原因になります。
一般的にはアレルギー用のフードに変えると涙やけやよだれやけも改善することが多いのですが、プリンちゃんの場合はお腹には合っていても涙や唾液にはあっていないのかもしれませんね。
涙や唾液の中の細菌が被毛に接触する時間が短くなればいいので、例えばこまめに拭いたり、被毛を短くしたりといった方法で改善すればそれに越したことはありません。一度着色した色が取れることはないため、被毛が生え変わるまで改善しませんから少し気長に見て手入れをして下さい。
これで改善がない場合、点眼薬や内服薬で細菌バランスを変えて着色しにくくしたり、場合によってはお腹にも涙やけにもどちらにも合う...2012/02/23 09:42 -
はじめまして。
ワクチンの効果については、接種しているワクチンの種類や体調等によってもかわりますから、接種された病院で確認してみるのがいいでしょう。
皮膚の赤みや嘔吐がワクチンに寄るもので間違いなければ、場合によってはワクチン接種を以降控える(そのかわり感染する場所に連れていかないなどその他の対策を厳密に取る必要がありますが)場合もあります。また、「抗体価」という抵抗力を血液検査で測定することもできますから、それを調べてワクチンが必要な状態かどうかの判断をある程度することも可能です。高齢になるほど感染症に対する抵抗力は弱くなる可能性もありますし、感染症になった場合の回復力も弱い可能性がありますから、ワクチン接種の効力が切れたままのお散歩などはそれなりにリスクを伴うものです。
ワクチン接種にはメリットもデメリットもありますから、よくかかりつけの先生と相談されるのがいいでしょう。2012/02/23 09:36 -
はじめまして。
まず、膀胱の「がん」と診断された理由がはっきりしません。レントゲン検査だけでは「がんかもしれない」ということは分かりますが、確定診断はできません。何かその他の検査があっての「膀胱がん」という診断であったとしてお話を進めます(ちなみに「膀胱がん」という病名はありません)。
膀胱の悪性腫瘍(=がん)では、一般的には残念ながら「根治」と呼ばれる完全に治った状態になるのは難しいのですが、最も困った症状である「尿がでない」という状態にならないようにしてあげる形での手術が可能です。膀胱のどの部分にがんができているのか、どのくらいの大きさなのか等によっても手術の方法が違いますので、かかりつけの先生によく聞いて見ることをお勧めします。
13歳でも内臓がしっかりしていればまだ寿命まで時間のあることも多いため、年齢だけでは手術をしたほうがいいかどうかの判断をできません。また、18歳のワン...2012/02/09 09:17 -
はじめまして。
猫のコロナウイルスはちょっとわかりづらいウイルスです。大雑把に説明させて頂きますと、猫の腸炎コロナウイルスというものと猫伝染性腹膜炎ウイルスというものがあり、そのどちらもコロナウイルスです。
腸炎コロナウイルスはあまり症状がでない(時々少し下痢をするなどの症状が出ます)病気ですが、感染力が強く猫の多頭飼育をしている場所で多発します。複数の猫の間で行ったりきたりしますので完全になくすことが難しい厄介なウイルスです。
猫伝染性腹膜炎ウイルスは、今のところ一番有力な説としては、腸炎コロナウイルスが猫の体内で突然変異して発生するウイルスとされています。このウイルスは病原性が強く、免疫の異常や腫瘍の発生などを起こして死に至らしめる怖い病気です。治療法は基本的にはありません(いろいろな治療が試されており、治ったといえる子もいますが、すべての子に有効な治療法はいまのところありま...2012/02/02 10:07