杉浦岳 先生の過去の回答履歴一覧|9ページ目
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はじめまして。フレディちゃんの状態、まずは落ち着いてきているようでよかったですね。
猫の腎臓病は多くは加齢性の変化です。レントゲン検査や超音波検査で特別腎臓が悪化した原因が見つからないのであれば加齢が原因と考えられます。血液検査では腎臓の機狽ェ正常の25%まで低下しなければ変化しないため、4月の時点で「腎臓が本当に正常であったかどうか」の判断をすることができません。
便秘は腎臓が悪くなり始めて体が脱水状態になった結果起こることもあります。また便秘後の下痢の影響で脱水状態が進行すると腎臓の数値が上昇する原因となる場合があります。しかし「便秘」自体が腎臓機狽フ低下の直接的な原因になっているとは考えづらいです。
数値が正常になっても、腎臓が治っているわけではありません。血液検査の腎臓の数値は「体の中のゴミの量」を測定しているだけで、腎臓の機狽`ェックできるわけではないからです。大切なのは「一...2014/09/24 12:57 -
はじめまして。
まずはワンちゃんのお悔やみを申し上げます。
出来るだけのことをしていても、後から思い出せば思い出すほどいろいろなことが不安になりますね。
文面からの判断しかできませんが、まずは心臓の状態の評価とそれに対する処置は適切になされていると思います。これだけの治療をして数時間経過しても改善しないものが、それ以上の時間続けて改善したかと言われると、難しかったであろうと思われます。
悪くなった心臓が良くなるわけではありませんから、治療を続けることで苦痛だけが長引いたり、最後を看取ることができなくなってしまう可能性が高ければ、それを続けないというのは正しい選択の一つだと思います。
どちらが良かったかということは分かりませんが、12年近く一緒に暮らした家族が悩んで出した結果には愛犬もきちんと受け入れてくれるはずです。2014/09/24 12:50 -
- 質問カテゴリ:
- その他
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド / 性別不明 / 年齢不明
はじめまして。
乳腺腫瘍については、良性か悪性かはとってみないとはっきりしません。
良性のものでもじわじわ大きくなります。
悪性の場合、ひとつしかしこりがなくてもそれを取ったあとにその他の乳腺に出ることはありますし、肺などに転移することはあります。しかし一般的には小さなしこりがひとつの時はその部分だけ切除することが多いでしょう。切除後に「悪性」という診断が出た場合には追加の処置を行う必要がある場合もあります。
この辺りはよくかかりつけの先生と相談の上手術をお受けください。
ちなみに、歯石除去は通常の手術と一緒にしないことが多いかと思います。体の状態や歯石のつき具合などによると思いますが、無菌的な処置が必要な手術と、細菌の塊のような歯石の除去を同時に行うのはデメリットが多いと考えられています(べつの日に2回麻酔をかけて処置をしたほうが「安全だ」と考えられていますが、その分費用がかか...2014/09/16 15:52 -
はじめまして。
妙なものを食べてしまった場合、気づいて2時間以内なら(物にもよりますが)履かせるようなお薬を投与して吸収される前に出すことが出来る場合があります。また他の方法として吸着剤を投与することで体への吸収量を減らす事ができます。
ただ、食べたものを見る限り体に「危険」なものは入っていなさそうです。2日たって特別症状がないのであればそれほど心配しなくてもいいと思います。
ただ、カルシウムなどが入っていますので、基礎疾患(元々の病気)を持っている場合や何かお薬を飲んでいる場合はかかりつけの先生に御確認ください。
人間用の「薬」は猫には有害なものが多いので、絶対に食べられないように注意してくださいね。
2014/09/13 06:08 -
- 質問カテゴリ:
- その他
- 対象ペット:
- 猫 / ジャックラッセルテリア / 性別不明 / 年齢不明
はじめまして。
すごい数値ですね。でも改善してきているようでちょっと安心しました。
急性腎不全になった原因は何でしょう。通常はなにか原因があることが多く(薬物接種、重度の脱水、腎結石、その他)、原因をきちんと取り除けるかどうかが治るかどうかの一つのポイントです。
また、場合によっては以前から腎臓が徐々に悪くなってきていて急に進行したという場合も考えられると思いますが、これまでに血液検査をしたことがありましたでしょうか。あればそれも含めて「いつから」「どのくらいの期間で」悪くなったのかがはっきりするでしょう。
数値は下がってきており食欲などの一般状態にも問題がないようですので、まずは今の治療をしっかりしてどこまで改善するかをきちんと見ていく必要があります。
腎機狽ェきちんと回復しなければ慢性腎不全として付き合っていく必要が残る場合がありますが、その場合も食事やお薬、点滴などでのコ...2014/09/10 10:29 -
介在性溶血性貧血の持病がある犬。胆泥症?の時に与えるフードについてと、ステロイドの副作用について。
- 質問カテゴリ:
- その他 / 食事、栄養について
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド(ロング) / 性別不明 / 年齢不明
はじめまして。
その他の数値が「正常」ということでしたがどの程度の正常なのか、どの項目を測定していてどの項目を測定していないのかが分かりませんので、全て書いていただいたほうがお答えしやすいのですが、「その他のすべての検査値が基準値の範囲内」という前提でかきます。
貧血は比較的重度ですね。27.4%のHCT値は健康な犬の2/3程度しか血液の濃さ(赤血球の量)がないことを示しています。健康時の値がどのくらいだったかわかれば比較してみてください。この数値が「いつもこのくらい」なのか、「徐々に下がってきているのか」についても重要なポイントなので、今回の数値だけでは判断が難しいですが、これよりさらに下がるようなら命にかかわる可能性があると考えます。
現在の病院では貧血の原因は「免疫介在性溶血性貧血による」と判断されているのでしょうか(それはこの検査結果からだけでは判断できません)。その場合、積極的な治療を...2014/09/10 10:24 -
- 質問カテゴリ:
- 対象ペット:
- 猫 / ノルウェージャンフォレストキャット / 性別不明 / 年齢不明
はじめまして。
大きな病院での検査も行っているようなので、診断は間違いないという前提でお話をさせていただきます。
レントゲンでの肺の「白さ」はあくまで治療を進める上での目安の一つです。もちろん白くないのが一番ですが、食事ができて日常生活ができるということがまず大切です。
肺水腫の原因が心筋症であるということがわかっているようですので、まず心筋症は治らない病気です。利尿剤はあくまで体内の水分量を調整しているだけです。心筋症のコントロールが出来れば肺水腫が治ることは考えられますが、肥大型心筋症自体が難しい病気です。
その上で、肺の白さが消えていない状態で利尿剤を減らしていますから、それで白さが減るとは考えにくいような気がします。利尿剤を減らさなければならない理由(腎臓が悪いなど)があるのであれば、肺水腫が完全にコントロールできなくても利尿剤を減らさなければならない場合もあります。利...2014/09/08 22:19 -
- 質問カテゴリ:
- 食欲の異常 / 食事、栄養について
- 対象ペット:
- 犬 / ラブラドールレトリバー / 性別不明 / 年齢不明
はじめまして。
いろいろな問題が一度に出てきているようですね・・・
実際に診察をしておらず、検査結果も見ていない状態ですのでなんとも言えませんが、まず現在「フードを食べない」原因は何なのでしょうか。
白内障で食べないとは考えづらいですね。
糖尿病なら「疑い」ではなくきちんと診断ができそうな気がします。
肝臓は血液検査の通知ということはわかりますが、「脳の異常」はどのように判定されたのでしょうか。症状からでしょうか。
この中のどれか一つが問題なのか、それともどれかが原因ですべての異常が起こっていて対処が必要なのか、どこかを直せば他も良くなるのか・・・。
その辺りをはっきりさせてから治療を始めないと、「治療しているのに食欲が回復しない」などといったことになる可能性があります。
ご家族の希望(食事をしなくなった原因をはっきりさせて治療したい)と獣医師が検査をした結果見つかった異常の治療が必ずしも...2014/09/08 22:03 -
はじめまして。
まず、診断がはっきりついていないようなのが気になります。いろいろ検査はされたのでしょうが、結果的にIBDなのでしょうか・・・IBDであれば便秘のような症状とは考えにくいのですが、便秘ではなくて腸の異常で便が出にくいということでしょうか。
ネコちゃん自体は食欲があると考えていいのでしょうか。それとも強制的に食べさせているということでしょうか。
苦痛を減らすことができるのは、いまさら言うまでもありませんが原因療法(IBDなら薬物療法、腸腫瘍なら切除など)、それが無理なら鎮痛薬などの対症療法であって、食事の種類はあまり関係ないようにも感じます(あくまで便の通過時のみ痛いという意味あるいは便が硬いことだけが原因ということであればべつですが)。
書かれているフードの中では、個体差はあるものの消化器サポートの可溶性繊維は一番便が柔らかく(フカフカになるイメージ)なり、便秘の猫では出がいいよう...2014/09/06 06:03 -
はじめまして。
病状と検査結果、使用している薬とそれに対する反応などがおそらく正しく伝わっていないのではないでしょうか。またところどころ文字化けをしていて性格に内容を把握することができませんが、緊急性がありそうなので返信させて頂きます。
イギリスの動物病院事情がよくわからないということもありますが、個人的にはまず最初に行った病院がそれなりに信頼できるのであれば、毎回違う病院に行かないで同じ病院に何度か行ってはどうでしょうか。違う病院へ行って検査結果から「前の薬が悪い」ということになっては本来の異常が何なのかの判断が難しくなってしまいます。そもそもの異常の治療のために投与した薬であれば、その薬への反応を見ることも最初の病院の獣医師の目的の場合もあります。
次に、検査結果とその解釈について、もしはっきり分からなければきちんとそれも獣医師に確認した方がいいと思います。最初の病院の「ヘルニア疑い...2014/09/04 00:12