だいじょうぶ?マイペット

肛門のできものについて

質問カテゴリ:
便・肛門の異常

対象ペット:
/ ラブラドールレトリバー / 性別不明 / 年齢不明

質問者:
北海道 / 月野 うさぎさん (この方の過去の質問 14件)

 
2012/02/27 08:06

いつも、お世話になっています。
今年5月に10歳になる、黒ラブの未虚勢♂についてアドバイスが欲しいです。

今から4.5年前に肛門線の所に小さなイボみたいな出来物ができまして、その時かかりつけのDrに診せた所、悪性ではないとの事で、様子を見ましょうと言われていたのですが、かかりつけのDrが去年他界してしまい、新しい病院での治療や相談を受けて、1年弱になります。去年の秋くらいから、始めはかなり小さかった出来物が、小指の頭位に大きくなった為その時に、新しい先生に診て頂いた所、やはり悪性のガンでは無く、ただの出来物だといわれました。

そして、この2.3日、また少し大きくなって、今は親指の頭位の大きさになっていて、排便の時、便が付いたりするようになってきたので、本日朝イチで、受診したところ、やはり悪性の物ではなく、肛門を擦ってできた出来物で、外科的に切除するとなると、肛門の周り全摘出と言われました。手術は必要なく、大きくなるのを遅くする薬というのを処方されてきたのですが、他のサイトなどで、肛門の全摘出している子の画像など見るとかなり酷い状態で、指の頭程度ならその部位のみ切除できると、多くの先生が言っていたので、どうしたら良いのか・・・不安で困惑しています。

血液検査やレントゲンは行っておらず、見識のみの診察でした。ただ、その先生は有名なDrらしく口コミなどでも腕が良いと言われていますのでこのまま、投薬治療を行っていく方法が良いのか、外科手術を行う為、セカンドオピニオンなどした方が良いのか・・・悩んでいます。

サイトなどで見るチャートや症状例からすると、10歳♂未虚勢という条件で考えても、肛門腫瘍ではないか?と私は思うのですが、今のDrは出来物だと仰っているので、まだ10歳のこの子の事を思うと、どうすることが最善なのか・・・・ぜひアドバイスをお願いします。

札幌の動物病院でも、肛門腫瘍(良性でも悪性でも)の治療を積極的に行ってくださる所があるのか?大変不安です。

月野様、優助ちゃん、こんにちは。

黒ラブさんが雪の中をお散歩している姿を想像して
幸せな気持ちになりました。
オシリのトラブルを改善して、快適に老後を過ごせるようにしたいですね。

さて、オシリのトラブルですが、
画像があると想像しやすいのですが
お話からすると肛門周囲腺腫を始めとして、
いくつかの疾患が想定されます。

肛門全周にわたっての切除が必要となると、
通常は「悪性腫瘍」の治療法です。

「肛門全周を切除しなければならない怖いもの」なのか
「外科的に対応する必要のないものであり、敢えて外科的に対応すると…」というものなのか、
十分にホームドクターさんと相談すべきだと思います。

外科的に対応する必要がないトラブルで
オシリを気にする様になるものとしては、
以下のようなものが挙げられます。
・肛門嚢の貯留
・消化管内の寄生虫
・食物アレルギーを含むアレルギー性疾患
肛門嚢を絞ってもらったり、お腹の虫下しをしてみると
オシリをすることが減るかもしれません。

月野様がご心配されている肛門周囲腺腫の場合は、
去勢手術を行うことでしこりが縮小することがあります。
また、肛門周囲腺腫であれば、よほど巨大でなければ
しこりそのものを摘出可能です。

悪性の腫瘍だった場合には命に関わることになります。
命に関わるようであれば、肛門を摘出することも選択肢になると思います。
1度、しこりの細胞を採取する細胞診を行ってみると良いのではないでしょうか。
肛門部にできるしこりは細胞診での診断が比較的容易です。

なによりも、ホームドクターさんと十分にご相談されることが大切です。
ずっとかかりつけだったホームドクターさんが他界されてしまい
細かな相談がしにくいようであれば、
セカンドオピニオンも間違いではありません。

病院によって得意としている分野にバラツキがありますが、
高い水準で診察を行っている病院は、どの地域にもあります。

優助ちゃんが快適な老後を暮らせることを祈っています。

アイビーペットクリニック 宮澤 裕

投稿者 月野 うさぎ さん からの返答

早速の回答ありがとうございます。
新しく通院することになった先生に失礼になるのではないかと、セカンドオピニオンに神経質になっていました。一番に考えなくてはならない事は、優助の事であり、彼の命を守れるのは私だけなので、何とか検査をしっかりしてくださる病院を探そうと思います。
画像も載せられる事を忘れての相談だったのに、本当にありがとうございました。

肛門周囲腺腫と言う腫瘍がありますが、
去勢手術をすることで消失してしまう可能性もあります。
消失しないものは結局外科的に切除となりますが、
肛門を手術する負担をなるべくなくす意味でも良いかもしれません。

対処方法はセカンドオピニオンなども参考に検討してみてください。

投稿者 月野 うさぎ さん からの返答

稚拙な文章で、わかりにくい相談なのに
回答ありがとうございました。新たな先生との関係のこともあり、セカンドオピニオンには少し抵抗を感じておりました。でも、検査だけでもしっかり設備の整った病院で受けさせてしっかり状態を把握することが大切だと思いました。虚勢も大型犬で10歳になるので、少し迷いますが、選択肢の1つになる事が分かりましたので、良かったです。ありがとうございました。

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