肝臓の腫瘍について

お忙しいところ、大変失礼いたします。肝臓腫瘤について質問があり、コメントさせて頂きます。 先日、愛犬が肝臓腫瘤の摘出手術をしました。エコーで約２センチのできものが肝臓の内側左葉に見つかり、その後徐々に大きくなっていたため、担当の先生はおそらく悪性であるということをおっしゃりましたので、手術をお願いしました。 結果、摘出されたものは病理検査で「結節性過形成」でした。ただ、この手術の際に撮影されたCTで他にも５つほどのできものが肝臓に発見されました。担当の先生は「CTでは見た目は皆同じなので、一つだけ取って検査に出しました。今回、結果が良性のものであったので、ほかの４つも良性と考えていいです」と言います。私は、他のものが悪性や別の病変である可能性はないのでしょうか、とお訊きすると「非常に確率は低い」とお返事を頂きました。 ただ、その後他の飼い主さんのブログなどを拝見していると、いくつか肝臓にできものがあり、全部取ると結節性過形成と肝細胞癌のどちらもあった、というパターンが結構あるようで心配です。担当の先生のおっしゃるように、このまま放って置いてもよいものなのでしょうか？　ちなみに、腫瘤は複数の葉にまたがり、大きさもまちまちです。 また、今回結節性過形成を摘出した後の血液検査でも肝数値は下がっておらず、術前と大きな変化はありません。ALPは約一年前から上がりはじめ、最初は５００前後だったのが、一年で１３００を越えるほどになりました（基準範囲は４７〜２５４とあります）。ALPが高いということで、仮にすべてが良性のできものであったとしても、犬の負担になっていないのかという点も気になります。現在はALT１６２、AST６６、γGTP７、ALP１３５８です。これは結節性過形成の血液検査結果としてありえる範囲でしょうか？ 本当にお忙しい中、このような長文を失礼いたします。お時間ある際にお返事頂けると幸いです。